巷には、すぐにマスター中国語や、○○時間速習中国語など、魔法のようなキャッチが踊ります。英語に次ぐ、いや、世界情勢的には英語と張り合うくらい中国語の重要性が高まるのはいいことですが、紛いなりにも義務教育で学んだ経験のある英語と違い、新たな言語をマスターするには手間と時間と努力が必要です。
されど、忙しいビジネスマンにとって、習うより慣れろ的な環境はむつかしいわけで、冒頭のようなキャッチーなアプローチに魅かれがちです。ただ、ここで問題になるのが、中国語と言う言語の成り立ちも理解せず、乱暴な意見としては、子供のように耳から!だとか、文法は英語に似ている!と言った考え方です。幼児の英語教育が盛んですが、ビジネスマンの脳は幼児とは違います。何でもかんでも記憶できるほど柔軟ではありませんが、逆に様々な経験から体型立ててアプローチや整理する力があります。
むつかしいと呼ばれる発音ですが、とどのつまりは声調と呼ばれるわずか四つのアクセントを意識することで、七割型通じるようにもなるのです。残りの三割は、英語、ローマ字の発音にないイレギュラーな発音ですが、声調を固めてから解決しても遅くはないと言えます。
私は講師の資格試験の合格ラインにまだ届かないので、自らレッスンは担当できませんが、初めて習う方の最初の一時間を頂戴しています。オリエンテーションと言うよりは、本来学力の高い大企業のビジネスマンの方に、今から学ぶ言語の特性を理解いただいています。声調言語であることを意識さえしてもらえば、ローマ字読みに近い発音記号の単語なら、一時間後に自分で発声することができるからです。ネイティブの真似を千回するより、体系立てた説明で一瞬にしてほぼ通じる中国語が完成します。あとは補正すればいいだけです。常々、講師には、「発音が難しいと受講生に言われたら講師失格」と言っていますが、目の前の受講生は講師の方々より少なくとも学力は高い場合が多いわけで、何が重要かを最初に理解いただくことが重要です。
中国語の語順も重要なファクターですが、英語を基本にするよりは、新しい言語として、基本的な組み立てを理解すればいいだけのこと。もちろん文法は奥が深いですが、シンプルなことから整理するのがプロの講師です。
先日、漢和塾で赴任前研修を御一緒した駐在員の方が、語彙力はまだ豊富でもないのですが、「発音が綺麗!と中国人社員に言われます。」とおっしゃってました。これは最高の褒め言葉です。発音における小さな自信は、その後のビジネスにおける中国語学習で貴重な存在になります。さらに、またしつこいですが、声調が、発音の良しあしの9割を決めると言っても過言ではないと思います。お金をもらったらプロの講師です。アルバイトであれ何であれ、受講生の学習のコツやツボを適切に指導いただきたいものです。
されど、忙しいビジネスマンにとって、習うより慣れろ的な環境はむつかしいわけで、冒頭のようなキャッチーなアプローチに魅かれがちです。ただ、ここで問題になるのが、中国語と言う言語の成り立ちも理解せず、乱暴な意見としては、子供のように耳から!だとか、文法は英語に似ている!と言った考え方です。幼児の英語教育が盛んですが、ビジネスマンの脳は幼児とは違います。何でもかんでも記憶できるほど柔軟ではありませんが、逆に様々な経験から体型立ててアプローチや整理する力があります。
むつかしいと呼ばれる発音ですが、とどのつまりは声調と呼ばれるわずか四つのアクセントを意識することで、七割型通じるようにもなるのです。残りの三割は、英語、ローマ字の発音にないイレギュラーな発音ですが、声調を固めてから解決しても遅くはないと言えます。
私は講師の資格試験の合格ラインにまだ届かないので、自らレッスンは担当できませんが、初めて習う方の最初の一時間を頂戴しています。オリエンテーションと言うよりは、本来学力の高い大企業のビジネスマンの方に、今から学ぶ言語の特性を理解いただいています。声調言語であることを意識さえしてもらえば、ローマ字読みに近い発音記号の単語なら、一時間後に自分で発声することができるからです。ネイティブの真似を千回するより、体系立てた説明で一瞬にしてほぼ通じる中国語が完成します。あとは補正すればいいだけです。常々、講師には、「発音が難しいと受講生に言われたら講師失格」と言っていますが、目の前の受講生は講師の方々より少なくとも学力は高い場合が多いわけで、何が重要かを最初に理解いただくことが重要です。
中国語の語順も重要なファクターですが、英語を基本にするよりは、新しい言語として、基本的な組み立てを理解すればいいだけのこと。もちろん文法は奥が深いですが、シンプルなことから整理するのがプロの講師です。
先日、漢和塾で赴任前研修を御一緒した駐在員の方が、語彙力はまだ豊富でもないのですが、「発音が綺麗!と中国人社員に言われます。」とおっしゃってました。これは最高の褒め言葉です。発音における小さな自信は、その後のビジネスにおける中国語学習で貴重な存在になります。さらに、またしつこいですが、声調が、発音の良しあしの9割を決めると言っても過言ではないと思います。お金をもらったらプロの講師です。アルバイトであれ何であれ、受講生の学習のコツやツボを適切に指導いただきたいものです。