中国ビジネスブログ「漢和塾の窓」

中国語や中国ビジネスに関連するテーマを、漢和塾の小川がつらつらと書き綴る・・・

映画の世界が現実に?再認識すべき大惨事。

2012-03-27 23:16:22 | 私事
今朝は立川から青梅線に乗り、拝島に行ってまいりました。地元千葉の稲毛と比べ花粉の量が多いのか、海外帰りで無防備な目と鼻はぐちゃぐちゃになりましたが、民家の遠く向こうに見える富士山を見て少し穏やかな気分にはなります。まだまだ世界の一部しか行ってませんが、山、川、海、こんな綺麗な自然は日本の誇りです。

今更ながら、ストロンチウム海洋流出のニュースを小出しにしていますが、事故直後から測定しません!と中国もびっくりするような隠匿を宣言して、汚染水を流し続けているのに、マスコミはおろか、民衆の意識の中にも危機感が薄いように感じます。後の祭りとはこのことか、確かに、ここで私ごときが叫んでも、政府だって、東電だって、フランスだって解決のしようもない前列なき大惨事が日本で起こってしまったわけです。

大地震と言う自然災害とは別に、この事故はなんら解決していないのに、復興だ、風評被害だと言って、事故現場海域の海産物や、数値の高いエリアの米を食べて、助け合いなどと綺麗事が踊ります。使えるお金があるならば、事態の把握、決断をした上で、口に入るものの生産、水揚げ、販売を停止、その休業補償をすべきでしょう。

「海は広いな、大きいな~」と言う歌がありました。極論ですが、いつの日か、日本だけが汚染の影響を軽減するためだけなら、すべての放射性物質、施設諸共を海に流すしかありません。何万倍もの危険がある物質もいつか何万倍に薄まる可能性もあるでしょう。そう、いつか!です。現在の状況はあきらかに原子炉の底が抜け、地下にだだ漏れ、地下水の行方は知らず、海洋汚染だけではなく、土壌汚染も進行しながら、日本と言う美しい国土は、半永久的に放射能汚染と向き合いながら生きていくことになるでしょう。今日もM6以上の地震が発生、4号機だってどうなることやら、この状況に収束などは論外として、大惨事が継続していることを認識すべきでしょう。

実際、近隣も含めて世界中からは、汚染水の海洋流出に対して多額の損害賠償が突きつけられるわけで、消費税増税を慌てているのも、内輪の私腹を肥やす話だけではなさそうです。国の運営が崩壊すれば、とりあえず国を司る政治家も官僚も本来は失脚です。それを避ける、いや、先延ばしにするために、国民(税金を払う側)から消費税などで搾取、来るべき他国の追求に当てるのかも知れませんね。あくまで推測にすぎませんが、そんなこととは別に、瓦礫を全国に散らばらせるような利権丸出し、汚染拡大の政策は着々と実行されています。

宇宙戦艦ヤマトはイスカンダルへ放射能除去装置を探しに行きました。様々な映画でも地球滅亡の日が描かれてきました。氷河期説、隕石説、宇宙人侵略説などありますが、どうやら現実味が最もあるのが、核、放射能による地球の滅亡のようです。せめて我が子の代までは、瑠璃色の地球でありたいですね。