中国ビジネスブログ「漢和塾の窓」

中国語や中国ビジネスに関連するテーマを、漢和塾の小川がつらつらと書き綴る・・・

世界が羨んだ日本の再興のために・・

2011-01-01 11:30:58 | 中国
新年おめでとうございます。本年も単純で感情的ではありますが、思いのままを表現したいと思います。

今年も正月は晴天で始まりました。印象だけかも知れませんが、元旦は、晴れた日の確率が多いような・・・

そんなことは過去の気象状況を調べればわかりますが、和歌山⇒大阪⇒東京⇒札幌⇒大阪⇒東京と転勤を繰り返していたのですが、なぜか元旦の初詣に嵐だったり、傘をさして参道を歩いた記憶もありません。

そんなこととは別に、2011年はスタートしましたが、新聞には誰々更迭だの、内閣改造だの、世界の潮流とは関係のない低次元な話題ばかり。年明け早々、ちょっとがっかりです。内閣改造って、大臣って何のためにいるのか、その存在を否定するようなもの。持ち回りに近い総理大臣も含めて、日本は、社長のいない会社だと言ってきましたが、部長も課長もいない・・・平社員は、日本で最も優秀なはずの官僚。気持ちをお察しします。

以前にも申し上げましたが、中国を新興国と言うのは誤りで、あえて言えば再興国だと思いますが、いくつかの困難を乗り越えながらもこの30年をかけて、世界の表舞台に戻ってきました。30年前と言えば、日本は世界も羨む国、あんな小さな島国が、どうしてあんなにお金持ちなんだろう。大金を持って、海外旅行に出かけ、多少の顰蹙を買いながらも、実際、製品も技術も勤勉さもフットワークもあったような気がします。

その後、バブルで絶頂を迎えた後は、どうも自信をなくしているように思えます。最近の若い方は海外志向ではないとか、日本の市場は縮小するばかりだとか、消極的なニュースも流れてきます。

が、本気で考え、仕事をすれば、恐れることはないのではないでしょうか?グローバル化とは、別に相手の土俵に乗ることではなく、できることなら世界の基準を変えるくらいの発信力を持つことだと思います。まずは、日本で、日本人として確かな技術やサービスを磨くこと。その上で、世界の潮流を観察して、時にはその波に乗り遅れないようにしつつも、乗らなくてもいい波もあるような気がします。

最近、よく似たコメントばかりの気がしますが、本来は、株式会社日本の社長(総理)や役員(大臣)が戦略を立て、営業をすれば済むことです。が、ここは一つ、私どもビジネスマン、特に経験も知識もある40代、50代の中でも、チャレンジ精神と好奇心旺盛な人たちを中心に、世界が羨む日本を再興していきたいものですね。

今年もよろしくお願いします。