中国ビジネスブログ「漢和塾の窓」

中国語や中国ビジネスに関連するテーマを、漢和塾の小川がつらつらと書き綴る・・・

周傑倫(J-ZHOU)のコンサートに行って来ました!

2010-06-26 23:00:32 | 中国
河北省、北京から戻り、すっかり仕事の波に飲み込まれて、ブログさえ手に付きませんでしたが、今回の11日の出張は、あっと言う間に終わってしまいました。上海世博会にも行けないままでしたが、そんな中、25日金曜日の夜、かねてから親しい知人に予約いただいていた周傑倫の演唱会に、その方と一緒に行ってきました。

いつぞやのブログで、日中カラオケコンクールのことを書きましたが、その時に歌唱賞をいただいた曲が、周傑倫の「七里香」で、日中問わず、カラオケでは、8割方は彼の曲を歌っています。ルックスは別にして、美しい旋律のバラード、古典的な作品、さらにはラップなど多様な音楽を生み出すアーティストです。

会場は、野外の上海体育場で、地下鉄1号線に乗って会場に到着したものの、入り口がなかなかわからず時間を潰してしまいましたが、無事開演までに入場。入場チェックはありましたが、カメラ付携帯が制限されるわけでもなく、人によっては、けっこう性能のいい動画兼用カメラでひたすら撮影している人もいました。

最初の曲は「龍戦騎士」、お気に入りのナンバーで、胃腸や骨に響くようなベースとバスドラの音で始まりました。チケットは、前から5番目のはずでしたが、なぜかその前に10列もあり、どうやらVIP、関係者の席のようで、その乗りからは、あまりJ-ZHOUに興味のない人が座っている気がしました。そのおかげか、会場は、曲が始まるや、総立ちどころか、椅子の上に立っていると言うのに、私どもの前の空間だけは、皆おとなしく座っていまして、後半以外は、椅子に座ったままでいることができました。開場までは時折強く振る雨模様でしたので、ビニールの河童を5元で買いましたが、ほとんど使わないままに終わりました。

上海に来る機内で、マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』を見たのもあって、バックダンサーにも目がいきましたが、やはり厳しい競争を勝ち抜いてきたプロが完璧な演技を見せていました。Jの曲も声も、もちろん最高でしたが、演出、音響、証明、演奏、ダンス、コーラス、さして混乱もなく誘導していた会場スタッフ、全員の力が結集して最高のステージが出来上がる・・・結局、帰りの機内では、また『THIS IS IT』を見てしまいました。

それにしても、私たちの席は一生の記念にと一番高い1,680元の席をとりましたが、まわりは80后、90后ばかり、ダフ屋等で安く仕入れているとは言え、万単位のチケットが飛ぶように売れる・・・日本の同年代と比べて旺盛な消費欲、もちろん親のお金で来ている人も多いとは思いますが、少し前の中国を知る人なら、「いい時代になったものだ・・」と呟くことでしょう。ちなみに、若い人が多い割りには、カーテンコールは揃わないし、いまいちパワーがなく、結果的に一番声を出していたのは、40代の私たち日本人二人だったのかも知れません・・・・