![]() [ブログ内検索] [漢字に関する書籍] [漢字源] | 周易 革 (澤火革)たくかかく 離下兌上 九五,大人虎變,未占有孚。 《象》曰:“大人虎變”,其文炳也。 上六,君子豹變,小人革面,征凶,居貞吉。 《象》曰:“君子豹變”,其文蔚也。 “小人革面”,順以従君也。 |
![](https://1st.geocities.jp/ica7ea/sozai/a_finger.gif)
※ この解説は、Googleサイトで 「虎・寅・とら・トラ(1)」
![虎(字形)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d9/93b733ac0cdc5498362c51d27760747d.png)
「虎」という字は、字形のとおりトラの姿を描いた象形文字だが、なぜ「トラ」を「コ」と呼ぶのだろうか?
動物園に行ったことがある人は、虎の「ホオー! ホー!」というなんともいえない恐ろしげな声を聞いたことがあることでしょう。
音読みの「コ」、北京語では「hu3」 ・・・ というのは、虎が吠える声をとった擬声語だろう。
「猫」のことを「mao1」と呼ぶのと同じ。
さて、『周易』の第49の卦が 「澤火革」。
ここに、
大人虎変 > 君子豹変 > 小人革面
という一節があるが・・・
とここまで書いたら、疲れてしまったので続きは次回に。
![](https://1st.geocities.jp/ica7ea/sozai/a_finger.gif)
前置きの、「虎・寅・とら・トラ(1)」 だけでヘトヘトになってしまった。枕だけで終わるとは、カンタンのまくら。夢枕にしようと思ったけど目が冴えてしまったので別の作業にうつります。
<引用はじめ> ニワトリはケーケーと鳴くので鶏(ケイ・唐代には kei)といい、カラスはアーアーと鳴くので鴉(ア・唐代には a1)という。トラはおそろしい声でホーホーとほえるので虎(コ・唐代には ho)と呼ぶし、キツネはクワクワと叫ぶので狐(コ・漢代には hua)という。してみると、イヌを犬(ケン)と称するのは、いうまでもなくそれがケンケン(k'uen)と鳴くからだ、と考えてよい。犬(ケン)ということばは、いわゆる擬声語なのである。 『漢字の話Ⅰ』(藤堂明保・朝日新聞社) <引用おわり> 「犬 狗 戌(いぬ)干支(えと) ─ 漢字家族」 |
・・・ 李時珍いう虎はその声に象(かたど)ると、虎唐音フウ、虎がフウと吼(ほ)えるその声をそのまま名としたというんだ。これはしかるべき説で凡(すべ)てどこでもオノマトープとて動物の声をその物の名としたのがすこぶる多い。 ・・・ 虎に関する史話と伝説民俗(南方熊楠 ・ 十二支考) |
※寅
※虎・寅・とら・トラ(1)
※大人虎変 > 君子豹変 > 小人革面
※一擧兩得(いっきょりょうとく) -- 二頭の虎
※假虎威狐(虎の威をかる狐)
※暴虎馮河(ぼうこひょうか)
※十干十二支 -- 干支(えと・かんし)
◆「虎に関する史話と伝説民俗」(南方熊楠 ・ 十二支考)
漢字質問箱バックナンバー |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます