はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

じじばばもーる。

2013年05月24日 19時22分10秒 | 出張中の日常シリーズ
先日、山形滞在中に花粉のブログ記事を書いた。
この時期にいきなり鼻水が出まくって困ったという内容だ。
花粉のせいにしたが、あれ、花粉じゃないな。
僕の元々の持病であるアレルギー性鼻炎が悪化し
去年より悩まされている蓄膿症とおぼしき症状も悪化しはじめた証しだろう。

あれからずーっと、今日も鼻水は果てしなく続く。
花粉だなんだ関係あるめぇ。だいいちこんな時期に何花粉だというのだ。
ひたすらに鼻水が垂れ、鼻の奥にたまったスライムみたいな黄色や青やが
鼻をかむたび、ぶびーっ!ぶびーっ!と大量に出る。毎日鼻水と一緒。辛い。

商談している最中、鼻水垂れちゃいないか、鼻くそは出ちゃいないかと気が気じゃない。
やたらめったら必要以上に鼻をいじくってしまう。
下手すりゃお伺いしてから帰るまでずーっと鼻周辺に手をやったりしてる時もあるかも。
さりげなく鼻をいじくったりかくしたりしているつもりだ。
まったくさりげなくなどない。完全に変なやつである。

そんなんが原因かどうかはわからんが、近頃やたらと疲れる。
たかだか鼻いじり、されど鼻いじりだ。
いつもより余計な動作が増えればそのぶん体力も使おうし
気にしているぶん精神力もすり減ろう。
そんな疲れからか電車の車内や夜ホテルでの仕事中ついうとうとしてしまう。
そのくせ朝方一旦早く目覚めてしまう。なんだか年寄りである。

ステレオタイプな年寄イメージには早寝早起き昼寝がある。
仕事がたてこみ早寝は無理としたってそのわりに僕は
帰ったら比較的早く寝てしまうほうである。
早く目覚める近頃と、昼間眠くなる近頃を足したら
やっぱり年寄っている気がしてならない。

今日昼に、寂れたショッピングモールの専門店に入っているお取引先さんへ伺った。
アポ時間より30分も早く着いたため、パン屋でパン買って
モール内休憩スペースで軽くお昼にしようとした。
テナントが撤退し、どこも入らず空きのまんまとなった広いスペースを休憩所として利用している。
エスカレーターで2階へ上がりそこへ行って驚いた。
じいさんばあさんで休憩所が埋まっていたのだ。
かなり広いスペースだ。椅子だってたくさんある。じじばばで満席だ。
みなさん何をするでなくボーッと座っていたり寝ていたり。
まるで家に居場所がないので毎日昼間はここへ来て時間をつぶしているかのように見えた。

満席なら仕方ないと、別の場所へ移動。
モール入口近くのベンチ。なんとそこも満席。
僕はうろうろし、結局運よくあいた席に座り昼食を済ませた。

中心地はさびれ、街は郊外に広がりをみせる。
昔にぎわっていた中心地のモールなどは、今や高齢者の憩いの場。
どの街もそんな傾向にあると思う。

最近ここへは急いで来て急いで商談し急いで帰っていた僕。
あらためて考えてみたら、そういやこのモールのお客はほとんど高齢者だったっけ。

高齢者はお金をおとしてくれやすいでしょう。
だからある意味ターゲットをしっかりしぼった店づくりをすれば
結構いいんじゃないだろうか。
お取引先さんにそんな話をした。
お年寄りのハートをがっちりつかむように経費を使いもてなし繋げば
裏切らないくらいお金をおとすだろうが
結局そんなふうに買ってもらったものなんてタンスにたまっていくだけで無意味。
店は一時潤うかもしれないが、いや、むしろそれだけだとまるで発展がなく厳しいと話す。

若者ターゲットの店は増えるも、お年寄りが喜んでお買い物できるお店が激減している。
そう考えたら、こんなモールのそんな店は一見よさそうに思われるが
お年寄りはむしろ近辺整理をする傾向にあるので
正当な接客では気持ちよく消費してくれない。
食品売場も、ファミリー層なら一回の買い物ですぐ6千7千円いくところ
高齢者だと一回につかう食費も知れている。
お年寄りが集うモールは、売上が低いところで安定してしまい、結局更に厳しくなってゆく。
街やモールやが活きるのは、あらゆる層が消費しやすい環境であるというもの。
平日の昼間、じじばばで大にぎわいのモールじゃ厳しいのだ。

まあしかし、じじばばだらけ。
ゲームコーナーもじじばば。
じじいが太鼓の達人をやっていた。ちょー上手かった。
まどろむじじばばたち。
集まるじじばばはこの状況このモールをどう思っているのだろう。
僕が勝手に思う切なき感情とはまるでちがう思いがあるのかもしれない。
蓄膿症はそう思うわけだ。

めけめけ~。

写真。帰り際、むかいのバス停からモールを写メり。