はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

暑けりゃアイスも溶けるのが普通。

2012年05月23日 19時41分00秒 | 会社天国編・地獄編
アホかっ!というくらい朝から暑かった今日
当然の如く吹き出す汗にイラッとしながら
あちこち営業回りをして、午後会社へ戻り方々打ち合わせ。
夕方あちこち電話をかけて様々準備をしているうちに
本日も終わりをむかえようとしている。

過ぎ去りし日々は今に振り返るといちいち早い。
おおよそ2ヶ月前に入った新人営業さんも今はもういない。
早っ!
というにも理由あり。
ここで多くは書けないが
彼女の中で色んな事が重なり
心をいっぱいにして渦巻いてしまったのだろう。
彼女はある部分
人間特有ともいえるような核となる部分に病気を持ち
必死に現実と格闘していた。

営業は数字である。
営業は対人であり、会社の顔である。
それは常にであり、会社はそこを基本として
日々営業にハッパをかける。
結果が出れば賞賛し、落ち込めば叱咤激励するだろう。
取引先さんは色んな事を言う。
言われた様々を自分の中で○×振り分けて
どちらでも真摯に対応させていただき
喜んでいただいたり残念に思われたり
しかし全部を次へのプラスにかえてゆく。
そんな様々様々様々と共に日々が過ぎてゆく。
それを営業はやりがいとし、楽しいと思い、進んでゆくのだ。

彼女はそんな全てに耐えられなかった。
頑張り続けられぬ持病を持っていて
それをひた隠しに、懸命にふるまってしまった。

数字、対人、電話、仕事
僕らが彼女に対して賞賛していた部分が
実は彼女にとっては無理をしていた辛い部分だったのだ。
結果彼女は全てのプレッシャーに負け、病気を再発し、去っていった。

良かれと思って彼女にしてあげた数々のこと
用意してあげた数々のものが
全て逆効果だったのである。

一見ものすごく出来た素晴らしい人材だっただけに
僕を含め、当社の驚きは半端ないものだった。

当社スタッフで
彼女の辛さに気付いてあげられなかった事を悔やむ者もいる。
が、気付いた時点で会社は彼女に
営業はおろか、大半の業務をさせる事が出来なくなったであろう。
つまり、居場所がなくなってしまう事になる。

誘ったのは僕だが、断っても良かったろうに
「営業は無理」という事実を自身で一番よく分かっていた彼女は
どうして飛び込んでみたのだろう。
単純に「やれるかも」と思ったのだろうか。
多分「頑張れる!」と思えたのだろう。
本当ははじめから無理なのは分かっていたのだ。
頑張る、という行為は
ともすれば電池のように切れてしまうものである。

残念でならない。

今回の件は彼女にとっても、当社にとっても不運でしかない。
単純に、彼女は営業向きではなかったのだ。
というよりも
会社という団体に席をおき
社会にもまれ日々格闘する事に不向きな人だったのだ。

もしかしたら東京にすら不向きな人だったのかもしれない。
結局、近々夫婦で故郷に帰る決意をしたそうだ。

ともすれば当社で勤めた今回の事が
彼女にそう決心をさせたきっかけになったのかもしれない。
当社はといえば彼女が来てくれた事をきっかけに
確実に社内に強い結束が生まれ
スタッフ1人1人に向上心が芽生えた。

今回の事が、彼女と当社、共にお互いなんらかしら変化をもたらし
良い意味で結果互いにプラスだったなら
それはまったく悪くない事である。
そう思って、また今日が暮れる。

♪川は流れてどこどこゆくの
人も流れてどこどこゆくの
そんな流れがつく頃には
花として花として咲かせてあげたい
泣きなさい笑いなさい
いつの日かいつの日か
花を咲かそうよ♪

明日からまた
普通~に出張だ。

そして会社は
普通~に利益を追求し
突き進んでゆく。

しごく普通に。

めけめけ~。

写真。暑い!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿