今から15年前
サマー・キャンプの夜
14歳のエマは
言い寄って来たアダムをはねつける
エマ)とアダム
それが初めての出会いだった
それから何度か
偶然の再会を重ねるが
決してトモダチ以上にならなかった二人
だがある日
その場の勢いで
男女の一線を越えてしまう
元カノのヴァネッサが
人気TVスターだった父親と
付き合っていると知って知った直後で
ショックを受けていたアダムは
新しい恋の始まりを感じる
だが
エマの口から出たのは
セックス・フレンドにならないか
という提案だった
エマは
病院に勤める医師で
週80時間労働
恋の駆け引きをしているヒマなどなく
人を愛して傷つくのが怖い
自称‘恋愛アレルギー’だった
抱きたい時だけ
メールで呼び出す
それ以外は
朝食も夕食も一緒になんてナシ
デートも恋愛感情も一切ナシ
嫉妬や束縛・ウソは厳禁
どちらかが
恋したら即カンケイ解消
アダムの同意で契約は成立
互いの部屋
車のシート
病院のロッカールーム
果ては
診察台で二人の刺激的で
楽しいカンケイが始まった
そんなある日
エマの同僚たちと
ピクニックに出かけたアダムは
仲睦まじく話しているエマト
同僚のサムの姿に
嫉妬???
その上
帰り間際
エマの同僚サムから
君はエマと寝てるんだって?
便利な一時しのぎだよ
将来のパートナーは
彼女を幸せにできる僕だ
と言われてしまう
サムは
ハーバード出身の
将来を期待された医者だ!
収入だって
教養だってエマとの釣り合いだって
申し分ない
方や自分は
TV番組のアシスタントしにか過ぎない
社会的には
まだまだ半人前だ
それから間もなく
エマとルームシェしている同僚
エマを含めた女医3人と
男医1名が
仲良く時を同じくして
整理痛でダウン
そろって陰鬱な状態にある事を知り
そのお見舞いにと
カップケーキとマイセレクトのヒーリングCDを持って
お見舞いにやって来た
その上
手作りスープまで作ってあげる
サービスぶりを発揮するアダム…
はじめは
スープも飲みたくないと
自室のベットで
駄々をこねていたエマだったが
「飲まなきゃ歌うぞ!」
と言うアダムの脅し?に
CDを聞きながらスープを飲み
アダムとの会話を楽むエマなのでありました
そして翌朝
エマがキレた
服を着たまま
エマのベットで添い寝
一夜を共にしてしまったアダム
うっかり
恋人同士みたいに
一緒に抱き合って眠ってしまったことが
サイアク中のサイアク
だと呟くエマ
一時
このカンケイを凍結しましょう
あなた
誰か行きずりの女と寝てきて!
私もそうするから…
ところが
アダムがいざ
他の女と一緒にいる事を知ると
怒りを抑えられず
アダムの家へタクシーを飛ばし直行
家から女を叩き出した
もはや
エマに対する恋心を
抑えられないアダムは
一日だけ
本物のデートをしようと頼み込んだ
1回だけなら…
そして2月14日
バレンタインの夜
カンケイが
胸を締めつける
切ない恋の始まりになることを
2人はまだ知らない…
映画館で
リアルに見てきたσ(^_^;)が
ゆ~のもなんですが
映画にする程の内容ではなく
わざわざ映画館に足を運び
大きなスクリーンで
見る程の内容ではございません
幼馴染が
成長して再び出会い
セックス・フレンドとしての関係を始めるも
体だけの関係から
精神的な‘恋愛’感情が生まれ
普通の恋人同士の関係になって
ハイ
メデタシメデタシ
いわゆる
ロマッンちっく
ラブコメディー作品です
出演者が
西洋人だからこそ出来た作品
西洋人だからこそ演じられた内容
西洋人が演じているからこそ
さして
違和感なく気軽に見れた映画
肉体的快楽と精神領域での幸福感を
迷わず分離
金銭のやり取りを通して
例えば
商売として成立するのではなく
友達同士が
‘セックス・フレンド’として
合理的な関係を
成立させることが出来ると言う
この発想 この感覚
その上
全然陰鬱と言うか
ジメジメした感じがなく
オープンで陽気…
しかも
コメディー
日本で
こういった映画を作ろうとした場合
少なくとも
日本アカデミー最優秀主演女優賞を取った女優は
すんなりこの役を演じるとは
思えない…
アメリカならではでしょうねぇ~
ナタリー・ポートマンは
「ブラック・スワン」で演じた役柄と
かけ離れた人物を演じたかったのか?
エンドロールが始まったあたりから
登場人物達の
‘その後’的なシーンが流れます
アダム・パパも懲りない人だと思ったけど
サムには笑えた
いずれにせよ
ナタリーと
アシュトン・カッチャーの組み合わせですから
個人的には
それだけで結構
楽しんでしまいました
しいて言うなら
アシュトン…
お腹周り絞ってくれぇ~
ヤバイぞぉ~
追伸
‘貞操観念’
どれほどのモノが現代のニッポンに
残っているのだろう…