時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

アンノウン 13

2011-05-17 | 映画
植物学者マーティン・ハリス博士は
学会に出席するために
妻エリザベスとベルリンへ旅立つ

ホテルに着いたところで
忘れ物に気付いたマーティンは
チェックインを妻に任せ
そのまま
タクシーで空港へと引き返すが
途中で交通事故に遭遇



4日後…
彼が目を覚ましたのは
病院のベッドの上だった
急いでホテルへ向かい
妻の姿を認めて安心したのも束の間
彼女は
自分を知らないと言う

そればかりか
自分の名を名乗る見ず知らずの男が
彼女の傍らに…



マーティンの所持品は
携帯電話と一冊の本だけ
自らを証明するモノは何もない

一方
マーティンを名乗る男は
パスポートはもちろん
妻との新婚旅行の写真まで持っていた

当然
警察は
マーティンの訴えに耳を貸そうとしない
自らの正気を疑い始めるマーティン

事故後の
一時的な記憶障害?



再び
病院へ運び込まれるマーティン

しかし
その病院で
何者かに命を狙われたことで
陰謀の存在を確信する

マーティンは
タクシー運転手ジーナ(ボスニアからの不法移民)と
旧東ドイツの秘密警察メンバーと言う
男の協力を得て
謎に立ち向かうことになる

果たして彼は
自分の人生を取り戻せるのか…



映画「シンドラーのリスト」のシンドラー役
リーアム・ニーソンの最新作(?)
「96時間」を見そびれてしまったので
今回は
公開と同時に映画館へgoo

「ブラック・スワン」に引き続き
サスペンス系アクション映画を堪能~♪

今月見た映画は
ほぼ期待通りです!
って3本しか見れてないけど(汗)

よしよし




曖昧な記憶を辿りつつ
正体不明の暗殺者たちに立ち向かい
自分のアイデンティティを取り戻そうとする
植物学者マーティン…
植物学者なのに
意外にフットワークが
軽いのが気になりました

まぁ~
そのあたりの謎も
後半
キチンと解き明かされて
個人的に
気分スッキリ~




謎の暗殺集団の首謀者と
東西ドイツが存在していた時代の
秘密警察の生き残りが
時代を越え
再び合い間見える…

冬のベルリンの
何処となく陰鬱とした仄暗い雰囲気と
主な登場人物たちに共通する
‘負’のオーラが
絶妙でござんした



マーティンの
隠された過去と申しますか
真のアイデンティティが明らかにされた時
彼の取った行動が
これまた…

エンディングは
到ってシンプルな終わり方です
ですが
救いがあると申しますか
意外とコジャレていて
良かったです



リーアム・ニーソンは
派手な俳優ではありませんが
魅力あります!

ハリソン・フォードと
同じオーラを感じるのはσ(^_^;)だけ?

映画館では
上映予定の映画が
毎回紹介されますが
見てみたい!と思う作品が
結構あります



舞台も良いけど
映画も良いね~

入場料
もっと下がれば
なお嬉しい