時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

インフェルノ 下 41

2016-11-13 | 読書
人類の未来を
永久に変えてしまう
恐るべき
生化学者
ベルトラン・ゾブリストの野望とは

破壊的な
「何か」は既に
世界の何処かに
仕掛けられている
世界保健機構事務局長
エリザベス・シンスキーと
合流した
ロバート・ラングドン教授は
目に見えぬ敵を追って
ヴェネツィアの
サン・マルコ大聖堂から
一路
イスタンブールへ

しかし
輸送機の中で
ラングドン教授に告げられたのは
驚愕の事実だった
ダンテの「地獄篇」に込められた
暗号を解読し
世界を破滅から救え!
怒涛のクライマックス



数々の危険を
乗り越えてきた
相棒
シエナ・ブルックスが
ゾブリストの信者にして
恋人だったとはね~
昨日の味方は
今日の敵
だったわけです

しかも
ラングドンが撃たれたのも
病院で襲撃されたのも
すべて
大機構の仕組んだ
と言うか
演技だったと言うから
迷惑な話です

最終的には
ゾブリストの
野望を阻止すべく
世界保健機構
大機構
ラングドン教授が
一致団結
諸々総動員で
奮闘~

ゾブリストの残した
画像の場所が
イスタンブールにある
地下宮殿と分かり
向うものの
既に
ウィスルは
放たれていた
と言うオチ

ゾブリストが
提唱した
人類抑制手段とは
かつて
ローマ帝国
14世紀
17世紀~18世紀にかけ
幾度となく
蔓延し
人口を激減させた
黒死病(ラ・ペステ・ネーラ)
ことペストに類似した
疫病ではありませんでした

生殖細胞系の遺伝子に作用するモノ
生殖不能を引き起す
ウィルス

DNAに根付きながら
誰ひとり
感染した事に気付くことなく
今後
すべての世代に
受け継がれる
潜行性のウィルス
全人類が
ウィスルの保有者となり
うち
それが活性化するのは
全体の三分の一だと言う

ばら撒かれて
終っちゃいました

一見
人口抑制に
もってこいの秘策とも
思えるんですが…
生殖能力の有る無しで
確実に
格差
生じますよね
あらゆる格差…
世界が
益々混沌として
人種存続の争いとか
起こりそうです

読み物としては
面白かったです
面白かったですけど
誰かが
リアルに
考えそうな無い様なので
リアルに
有り得る話なので
必要以上に
掘り下げたくない
テーマです

地球の環境を
一番
劣化させているのは
人類であって
食物連鎖の頂点に
居座っている人類が
絶滅したら
地球
浄化されるんだろなぁ~

イスタンブールの地下宮殿
でしたね~

この記事についてブログを書く
« 小田原早川漁村 | トップ | 2016 ATP Awards (Breaking ... »
最新の画像もっと見る

読書」カテゴリの最新記事