時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

特等添乗員アルファの難事件Ⅲ 6

2013-03-31 | 読書
高度な論理的思考法
ロジカル・シンキングを駆使する凛田莉子と双璧をなす
水平思考法
ラテラル・シンキングの申し子浅倉絢奈は
目下
仕事も恋も順風満帆
のはずが…

あろうことか
恋人の壱条那沖に大スキャンダルが発生!
このままでは壱条家も零落し
家族もバラバラになってしまう
‘世間’すべてが敵にまわった壱条那沖の
絶体絶命の危機を回避し
壱条ファミリーの平安な時を取り戻せるのか!?



大手の旅行会社JTWから
ヘッドハンティングされ
すべてが
順風満帆と思われた浅倉絢奈でしたが
それでは
物語が始まらん!

今回は
恋人である
元エリート官僚
現在
観光庁で勤務する壱条那沖に
災難が降りかかりました
母・真尋が
不貞をはたらいた!?
元内閣官房長官・壱条凌真とな那沖は
親子ではない!?

あらまぁ~大変
と思うと同時に
レアな固有名詞とエリアが
出てくるかな?
と思っておりましたら

DND鑑定をしたと言う
父・凌真が懇意にしている
東京療寿会医大病院って
港区西新橋日比谷通り?
モデルは
東京慈恵会医科大学附属病院だ!

絢奈の家って
鴨居にあるんだ!
ダイエーって…
そのまんまじゃん(笑)

今回も
期待を裏切ることなく
小生と
縁のある固有名詞&エリアが
登場~


何ざんしょ
無意味な優越感…


真尋母が
己の渡航について
頑なに沈黙を守っていた理由は
早い時期から
予想がついてました
気位の高い家に嫁いだ宿命と申しましょうか
苦労が絶えなかったようですね


壱条家の
正当性を的確かつ端的に
何人たりとも否定できない
完全極まる証拠を
世間に知らしめた
絢奈の解決方は
流石でした


この先
どこまでストーリーが展開するのか
分かりませんが
壱条家にとっては
これまで以上に心強い
存在になったのでははいでしょうか
長いこと
壱条家を影から支えてきた能登厦人としても
後継が出来て
一安心?

後は
壱条の価値観と
一般庶民の価値観の違いを
那沖さんに学んで頂きましょうかね~

始めの頃は
何て嫌味な姉ちゃん!
と思いましたが
巻が進むごとに
乃愛さんの
器の大きさと申しましょうか
人間性のレベルの高さを
感じます













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