goo blog サービス終了のお知らせ 

時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

影裏

2019-12-31 | 読書
大きな崩壊を前に
目に映るものは何か
北緯39度
会社の出向で移り住んだ岩手の地で、
ただひとり
心を許したのが
同僚の日浅だった
ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ
いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に
「あの日」以後
触れることになるのだが……
『影裏』他『廃屋の眺め』『陶片』収録



おいおい
全編に漂う
異様なまでの
倦怠感は何だ!?
およそ覇気のない人物が
淡々と語るエピソード

で!?

なのです

だから何!?

おいおい
丸投げ!?
とさえ言えない

おわり

じゃなくて「り」がない感じ?

おわ


終わってる

でも
すべてのエピソード
ありがちな
気がする

多分
‘あるある’

多分
こ~ゆ~ひと
‘いるいる’

見ざる 言わざる 聞かざる
そして
思わざる 考えざる 感じざる

一分一秒
時が
淡々と刻まれる

人は
刻一刻
死へと近づいていくのであります
一度限りの
人生ならば
個人的には
覇気のある
前向きな
生き方をしたいと
思うのであります


最新の画像もっと見る