時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第3巻 17

2010-01-31 | 読書
実川の上司である卜部教授は
頑として肝臓移植を認めなかった
だが
定年後のポストに
不安を覚えていた卜部は
手術が成功すれば
有名国立病院の院長に推挙するという
ある人物との裏取引により
態度を一変させる

かくして
幼児の手術にゴーサインが出され
極秘に本邦初の生体肝移植が始まる
当麻も駆けつけるが
そのとき母危篤の知らせが…


‘煩悩’って人間特有の感情なんでしょうかね~
医師として
消えかかろうとしている命の灯を
可能な限り救いたいとする思いに
あ~だこ~だ
チャチが入ります
生体肝移植にしろ心臓移植にしろ
日本人特有の死に対する概念とか
倫理観も国内での移植推進に
ブレーキを掛けているのも事実

純粋に
倫理的な論争をするのは
どうぞどうぞって感じですけど
‘嫉み’‘嫉妬’‘損得感情’等々
余計なモノが絡んでくるから
気分が悪い…

空也くんの手術が
今後の当麻先生の人生を
大きく変えていきそうな予感

当麻先生の母君に
忍び寄る病魔
試練が続きます

以外だったのは
母君の様態急変に伴い
当麻先生が
オペルームを退出したことです
山場は越えたといえ…

あれ?

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