インディゴの夜6 ～ロケットスカイ～ 2

ある日の午後
club indigoに
凶器を持った男たちが
押しかけてきた
2部ホストの酒井くんに
恨みがあるらしいのだが
出勤してきたばかりの
ジョン太たちを人質に
店内に立てこもってしまう
主力メンバーが動けない中
仲間のミスを挽回すべく
2部の若手ホスト達が
事態の収拾に当たるが…

「スウィートトリック」他
「ラシュリードラック」
「見えない視線」
「ロケットスカイ」
全4話を収録

ブラックスローン インディゴの夜（4）2014_5_3の文庫を読んでから
気が付けば3年弱
シリーズ第1弾
「インディゴの夜」が
この世に登場（2005年3月1日発売）してから
12年弱
とは言え
シリーズに登場する
個性あふれる
キャラクターが
12歳分
年齢を重ねている訳でないのです
・・・
どんどん
どんどん
己の実年齢と
差がついていく
だから何!?
なんだけどね


ハーブティー造詣が深い
優夜さんは
今回
珍しいコーヒー豆に
凝ってまして
「コピ・ルアク」「ブラック・アイボリー」と
高価な豆を入手し
オーナーである
高原晶に試飲？させます
コーヒー好きには分っても
晶さんには
通じない！
○○の糞!?　
とむせてしまう
すると
すかさず優夜さんの
手がのびてきて
晶さんの背をさする

なんてスマートな動き！


晶さんには
普通のインスタント十分よ！
グレードアップしても
一般的な豆で…

が
優夜さんの
深～い
深～いく
探究心は
衰えをしりません！
気が付けば
ビルの屋上で
ハーブ栽培
にとどまらず
本格的な
農園まで作ってました
外見と内面の
ギャップ
最高です！
頭の切れは
相変わらず絶好調
惚れる！
2次元の架空人物でも！

渋谷は
刻一刻と
リアルタイムに
その姿を
変えていってますが
インディゴに描かれる渋谷は
その流れより
若干遅くて
それが
郷愁をそそると言うか
ほっこりします

最終話
「ロケットスカイ」では
大怪我をして
店の運営が出来なくなった
友人・祥平の店を
引き継ぐため
‘indigo’を辞めると
No.1ホストのジョン太が
宣言しました

え"～
ジョン太がホスト引退？
この展開は
意外でした
或る意味
このシリーズは
時がとまっている
とまでは言わないけれど
時の流れがゆっくりで
大きな変化は
ないと思っていたから…
変わらずに
在り続けてくれるものだと
変な確信があったから…

クラブをやめても
エピソードには
時々
登場してくれると
期待するばかりです
そうそう
今回は
空也さん登場しませんでした
それも
ちょい淋しかったかなぁ～