KIDS
2009-01-07 | 映画
ある日
街の工場で働いている玉木宏さん扮するタケオは
アボガドバーガーを食べに
いつものようにアメリカンダイナーへ
そこで
小池徹平さん扮する少年・アサトに出会います

偶然
アサトがテーブルのビンを手も触れずに
引き寄せるのを目撃したタケオは
興味を持って声をかけます
「この間のアレ、どうやったんだ?」
「何のこと?」
「…」

街にアサトを連れ出したタケオでしたが
チンピラに絡まれたアサトを庇ったタケオは
手に傷を負ってしまいます
傷を見つけたアサトは
そっとタケオの手をとると
不思議なことが起こります
タケオの傷が
アサトに移動したのです
「傷の深さも痛みも半分ずつ」
「二人で割ってはんぶんこだね」

定時制高校に通いながら
母の帰りを待つ内気なアサト
夢も希望もなく
荒んだ生活を送っているタケオ
共通点のない二人が
アサトの秘密を知ったその日以来
友情を深めていきます
その後
ダイナーで働く
顔に傷を負った栗山千明さん扮するシホと仲良くなり
三人で笑い合う日々が続きます
しかし
アサトとタケオ
それぞれが
抱える心の傷と向き合う瞬間が訪れ…

長い間
面会を拒んでいた母が
自分と会ってくれると言う
拘置所へ面会に向かったアサトでしたが
実の母から化け物と罵られ
自分の存在を完全否定されたアサトは
生きる意味を
見出すことができなくなってしまいます
自分さえいなければ
自分は要らない人間なんだ
もう
生きてなんかいたくない
そんな時
車の玉突き事故を目の当たりにしたアサトは
次々と血まみれになって助けを求める人達に手を差し伸べます
自らの命を分け与えるかのように…
一方
人から移し取った怪我や傷の捨て場所として
植物状態の父親の体を提供していたタケオでしたが
実は
タケオの知らぬまに…

病院を飛び出したタケオは
運び込まれた怪我人が
何故か無傷であることを知り
猛然と事故現場へ走り出します
混乱をきたした事故現場で
タケオが目にしたのは
血まみれになり全身傷だらけになりながら
尚も助けを呼ぶ人達に手を差し伸べるアサトの姿でした
「やめろ!これ以上やったらお前が死んじまう!」
しかし…

乙一氏の
『きみにしか聞こえない CALLING YOU』に集録されている
短編『傷ーKIZ/KIDS』の映画化です
これは‘白乙一’になるのかな?
「お前一人ぐらい、俺が支えてやる」
私も
こんなことを言ってくれる友達が欲しい
と言うか
言える人になりたいです

他人の傷を自分に移すことによって
人を助ける‘自己犠牲’のお話です
事故現場で傷を癒してもらった人達が
奇異の目でアサトを見つめその場から
逃げるように去っていきます
アサトに駆け寄ったのは
タケオだけなの?

そうではありませんでした
『何だか解からないけどありがとう』
そう言って
二人に駆け寄る大勢の人達の姿を目にして
アサトやタケオと共に
自分も救われました
σ(^^;) の場合
氏の作品は
読めるモノとそうでないモノがあるのですが
こちらは大丈夫でした
ただ先に
原作を読んで衝撃受けてましたので
映画は物足りなかったかな?
何が物足りないの?
と聞かれて
具体的に答えられませんが…

小池徹平さんが
ピュアな少年・アサトを好演しています
乙一氏の作品は
『暗いところで待ち合わせ』
『きみにしか聞こえない』
に続いて3本目となりました
今月末あたりから
『死にぞこないの青』もレンタル開始ですね~



街の工場で働いている玉木宏さん扮するタケオは
アボガドバーガーを食べに
いつものようにアメリカンダイナーへ
そこで
小池徹平さん扮する少年・アサトに出会います

偶然
アサトがテーブルのビンを手も触れずに
引き寄せるのを目撃したタケオは
興味を持って声をかけます
「この間のアレ、どうやったんだ?」
「何のこと?」
「…」

街にアサトを連れ出したタケオでしたが
チンピラに絡まれたアサトを庇ったタケオは
手に傷を負ってしまいます
傷を見つけたアサトは
そっとタケオの手をとると
不思議なことが起こります
タケオの傷が
アサトに移動したのです
「傷の深さも痛みも半分ずつ」
「二人で割ってはんぶんこだね」

定時制高校に通いながら
母の帰りを待つ内気なアサト
夢も希望もなく
荒んだ生活を送っているタケオ
共通点のない二人が
アサトの秘密を知ったその日以来
友情を深めていきます
その後
ダイナーで働く
顔に傷を負った栗山千明さん扮するシホと仲良くなり
三人で笑い合う日々が続きます
しかし
アサトとタケオ
それぞれが
抱える心の傷と向き合う瞬間が訪れ…

長い間
面会を拒んでいた母が
自分と会ってくれると言う
拘置所へ面会に向かったアサトでしたが
実の母から化け物と罵られ
自分の存在を完全否定されたアサトは
生きる意味を
見出すことができなくなってしまいます
自分さえいなければ
自分は要らない人間なんだ
もう
生きてなんかいたくない
そんな時
車の玉突き事故を目の当たりにしたアサトは
次々と血まみれになって助けを求める人達に手を差し伸べます
自らの命を分け与えるかのように…
一方
人から移し取った怪我や傷の捨て場所として
植物状態の父親の体を提供していたタケオでしたが
実は
タケオの知らぬまに…

病院を飛び出したタケオは
運び込まれた怪我人が
何故か無傷であることを知り
猛然と事故現場へ走り出します
混乱をきたした事故現場で
タケオが目にしたのは
血まみれになり全身傷だらけになりながら
尚も助けを呼ぶ人達に手を差し伸べるアサトの姿でした
「やめろ!これ以上やったらお前が死んじまう!」
しかし…

乙一氏の
『きみにしか聞こえない CALLING YOU』に集録されている
短編『傷ーKIZ/KIDS』の映画化です
これは‘白乙一’になるのかな?
「お前一人ぐらい、俺が支えてやる」
私も
こんなことを言ってくれる友達が欲しい
と言うか
言える人になりたいです

他人の傷を自分に移すことによって
人を助ける‘自己犠牲’のお話です
事故現場で傷を癒してもらった人達が
奇異の目でアサトを見つめその場から
逃げるように去っていきます
アサトに駆け寄ったのは
タケオだけなの?

そうではありませんでした
『何だか解からないけどありがとう』
そう言って
二人に駆け寄る大勢の人達の姿を目にして
アサトやタケオと共に
自分も救われました
σ(^^;) の場合
氏の作品は
読めるモノとそうでないモノがあるのですが
こちらは大丈夫でした
ただ先に
原作を読んで衝撃受けてましたので
映画は物足りなかったかな?
何が物足りないの?
と聞かれて
具体的に答えられませんが…

小池徹平さんが
ピュアな少年・アサトを好演しています
乙一氏の作品は
『暗いところで待ち合わせ』
『きみにしか聞こえない』
に続いて3本目となりました
今月末あたりから
『死にぞこないの青』もレンタル開始ですね~



