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時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

美術館巡り Ⅲ

2008-04-19 | もろもろアート



       Musée du quai Branly(ケ・ブランリ国立美術館)
           画像:フリー百科事典『ウィキペディア』より

パリ7区
セーヌ川のほとりにある美術館です
ミッテラン時代の1995年より計画が開始され
2006年6月23日に開館しました
この美術館は
アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの固有の
文明・文化・芸術を扱っていています

樹木が植えられた庭園では
ポカポカ陽気の日中
ランチタイムを楽しんたりしてます
庭までは誰でも自由に入れますよ



フランスでは
ポンピドゥー大統領が
ポンピドゥーセンター
ミッテラン大統領が
オペラ・バスティユを造ったと言うように
大統領が
就任中に大きな文化施設を建設することがよくあるらしい

前フランス大統領ジャック・シラクが造ったのが
この美術館です



所蔵品はヨーロッパ以外の世界の
古代から現代に至る美術品・民具・衣服・装飾品などで
これらは
パリの人類博物館にあった民族学資料30万点
国立アフリカ・オセアニア美術館にあった
民族美術コレクション3500点から成っているとのこと
巨大な内部空間には壁はなく
展示品は
アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ各地域にゾーンごとに分かれていて
写真、映像、音楽、文章といった
様々なメディアで諸民族の文化も紹介されています
また
常設展示以外にも
館内の一部や庭園を使った特別展も開催され
多彩な収蔵品からテーマごとに選ばれた美術品が展示されています

                    出典:フリー百科事典『ウィキペディア』より



見学しにくい美術館でした
展示品は日本でもあまりお目にかかることのない
装束や楽器も沢山あり
興味深いのですが
疲れる・・・

迷路のような通路に
展示品が陳列されてたり
細長い小さなフロアが結構多くて・・・

展示フロアまで
入り口からゆったりとした螺旋状の回廊を
ひたすら上っていくのですが
やたらと距離があるし暗いし・・・
災害時の非難経路とか
解かりにくいし
って
それは関係ないか(笑)
展示の仕方も
なんだかな~

こんなに疲れる美術館は珍しい


ヨーロッパ人の目には
異国の美術・民具・衣服・装飾品は
とても魅惑的なモノに映ったのではないでしょうか

小さな子供達も
沢山見学に来ていました


Musée du quai Branly(ケ・ブランリ国立美術館)
画像:フリー百科事典『ウィキペディア』より

以前から
気になっていたこの建物
見事に生の草に覆われています
こちらも
Musée du quai Branlyです

この建物の前を通る度に
以前勤務いていた
港区の新橋周辺も
こんな風に
壁面緑化した方がいいのになぁ~
と思うのです

Musée du quai Branly
55 QUAI BRANLY 75007 PARIS
10:00~18:30(木曜日は22hまで、月曜日休館)