べんがらちゃんの目

日本の美を伝えたい

年末のご挨拶

2021-12-29 13:37:46 | Weblog

皆様

本年も多くの方に弊社ホームページをまたブログを

ご覧いただき感謝申し上げます。

 

本年は多忙を理由にして?

ブログの更新が大変遅れてしまい、楽しみにして

いただいていた皆さんには

申し訳ないと思っています。

 また、10年前に設計させていただいた

金沢八景の多世代同居の共同住宅

(20代から80代までの8戸住まい)

には多くの方にお問い合わせいただくも

満室で、お断りするのが忍びない気持ちでした。

 入居の皆さんは長く住まわれる方がほとんどで、

このような高齢者の環境をもっと広げられないか?

確かに投資金額は大きいし

利回りはそれほど良くないが、

住まい手に長屋のような共同体的な意識がうまれる

そこに魅力があるのではないかと思います。

アパート経営投資家の方々の参考になればと思います。

 振り返れば5月にはVenezia biennaleに参加、

11月までの長期にわたる開催でした。

 海外展示は初めてで、ヨーロッパの開催者の興味は

弊社の「べんがら」という

自然素材、伝統素材の表現でしたので、

どのようにその魅力を伝えるかに腐心しました。

 コロナで現地にはゆけなかったものの、

バーチャルの画像で展示の様子が見えたりと

大いに時代を感じました。

 個人的にはスタッフが始めたIpadによる現場監理や

BIM図面をアナログな私は侮っておりましたが、

これがかなりやるのです!?

 

ともあれ、今年もお世話になり

ありがとうございました!

来年は1月7日より営業いたします。

2021年12月29日

            株式会社 鎌倉設計工房

                  代表取締役

                   藤本幸充

 

 

 

 

 

日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 547

2021-12-28 13:13:51 | Weblog

日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 547

世田谷のコッテイジ:リノベーション前

 

手前入口から、遠方の道路方向を見ています。

屋根をかなり低いところまで下げている様子が見えます。

土間で。靴を脱ぎ、無垢のフローリング床に上がり、

手前大谷石の、階段踊り場を経由して2階へ。

この厚手の大谷石、パーティーの時など、

ワイングラスを置いたり

テーブルの役割もします。


日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 546

2021-12-27 13:21:25 | Weblog

日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 546

12年前の設計、世田谷のコッテイジ:リノベーション前

前回の外観図、低い屋根を室内側から見るとこのようになります。

如何にに正面の隣家から視線がこちらに通らぬようにと、

屋根を地面近くまでおろす、

にしても、これは極端かもしれません。

が敢えて行っています。そしてここから増築が始まりました。

 


日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 545

2021-12-24 13:31:41 | Weblog

日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 545

■世田谷のコッテイジ:リノベーション前

 

道路側から見た樹木に埋まるコッテイジ。

当時は1,2階合わせても14坪ほどの住まい。周りは高級住宅街、その中にあって緑の多いこの地は、近所でも有名。

 建物の南面は総ガラス張りのため外部から中が見えやすく、屋根を地面に落とし気味にして、緩くカバーする。

 外壁は杉板張りでシッケンズのグリーンの塗料をお施主さんが塗っている。

 これは何、あれは何?と植物の名前を聞いてもすべて答える博学の施主の小さなすまい。


日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 544

2021-12-23 19:07:22 | Weblog

日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 542

 

世田谷のコッテイジ―リノベーション前

12年前に設計した世田谷のコッテイジ。

敷地は間口が7.5mだが奥行きは25メートルもある。

正面の奥まったところにガーデニング用のコッテイジを建て、

週末はここに泊まり趣味に親しむ。

その後の変化で家族全員がここに移り住むことになる。

どのように変化したかのビフォーアフター。

まずは12年前の姿を紹介します。

 

日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事543

2021-12-22 14:03:50 | Weblog

日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事541

藤沢I邸

 

計画の当初、敷地は更地でしたので、高いところに上ることもできず、

地図上で確認するしかなかったのですが、

リビングの窓からはこのように、期待以上に

富士山を眺めることができます。

1,2階の中間層1,5mの高さのアドバンテージがなければがなければ

手前の家で隠れていたかもしれません。


日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 539

2021-12-15 18:38:24 | Weblog

日本の美を伝えたい-鎌倉設計工房の仕事 539

藤沢I邸

前回の画像に写っていた寝室窓から眺めた

子供のためのコーナー。

子供の成長とともに寝室のこの窓を塞ぐか、通常は明けないか、

採光用の窓としてのみ使うか、まったくオープンのままか、

子供の成長に臨み、親との関係性に幅を持たせます。