べんがらちゃんの目

日本の美を伝えたい

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 214

2016-12-27 14:15:14 | Weblog

 

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 214

「鎌倉の濃紫べんがら」

 

昨日の写真で

右側に見えていたブリッジを

1階から見上げています。

日が南西側に回るときは

このように

屋根面の垂木が浮き上がってくる瞬間でもあります。

ブリッジは1本の梁と、渡りアゴで梁に組まれた

根太パネルとで構成されています。

 その様子をデザイン上際立たせる目的で

ブリッジの裏面はベンガラ塗装を省いています。


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 213

2016-12-26 16:34:05 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 213

 

「鎌倉の濃紫べんがら」

 

前回とほぼ同じ位置の写真です。

ただ2階床のレベルで撮っています。

三角の窓や大屋根に包まれた2階スペースの様子が

眺められ、細かなところ、例えば

手すりの古欄間など、その取り付け位置が

上下して

右のブリッジと奥の部屋に配されていること

なども分かります。

古欄間はあらかじめ購入しておいたものを

使用していますが、まさに適材適所

この手すりのために生きながらえてきた感があります。


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 212

2016-12-22 16:56:54 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 212

「鎌倉の濃紫べんがら」

 

 

今年の夏以来、作業を続けていたホームページの更新が完了し

今日ようやくリリースできることになりました。

http://www.kamakobo.com/

ブログも12月1日以来ですので

今回はHPリリース記念ブログとします。

 

さて今回の写真です。

トンネルのようなすまいですと

両端部の部屋はともかく

手前中央部のダイニングルームは暗くなりがちです。

写真の正面(南東)からは午前中の日差し、逆の面(北西)からは

午後3時以降夕方まで和室側の直射光がバウンドして入る。

また昼間は吹き抜けの2階窓(右上のブリッジ側)から入るので、

中央部ダイニングは終日、明るく、光の移ろいを感じます。


日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 211

2016-12-01 16:23:27 | Weblog

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 211

「鎌倉の濃紫ベンガラ」

 

今回の写真は

昨日の和室を少し離れて

眺めています。

午後はこのように反対(北西)側から

和室に日がさします。

上部寝室には南東からの光が

依然入ってきています。

 

カメラの露出を外部に合わせているので、

 1階手前のダイニング部が暗くなっていますが
 
実際はさらに明るく感じます。