べんがらちゃんの目

日本の美を伝えたい

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 282

2017-06-30 15:17:34 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 282

「柏の黒紫べんがら」

ブログ280の中央付近にある水盆。

太陽光が当たる様子を見ています。

撮影時期は昨年の暮れ、

冬至に近いころです。

280の撮影より遅い時間でありながら

一瞬、水盆に光が差し

水と植物が際立ち

思わずシャッターを切りました。

 

なお次回からは別の事例を紹介します。


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 281

2017-06-29 21:25:55 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 281

「柏の黒紫べんがら」

 

庭からの南側外観です。

雲形の肘木で支えられている肘掛窓の

位置に、改修前、バルコニーがあり、

少し洋風のテイストもあったのです。

が和風の外観にまとめるため、撤去し

土庇を設け,半身外に身を出せる肘掛窓にしたわけです。

以前の外観と比べると、屋根の割合が圧倒的に多く

和を試みるならやはり屋根に注目!ですね。

 

 

 

 


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 280

2017-06-28 20:13:08 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 280

「柏の黒紫べんがら」

 

庭園側から門や塀を眺めてます。

以前のブログで見てきた、建物と庭との関係性が

この様に真横から見ると、はっきりしてきます。

椅子の置かれている奥は玄関ホール、そして

右側は居間になります。

午後も遅い時間の写真ですので落ち着いた光の中で、

砂利、モルタルなどの床仕上げ、木々や植え込み

が眺められ、ブログ248と比べ、

庭が別の表情を見せています。

 


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 279

2017-06-23 14:30:22 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 279

「柏の黒紫べんがら」

 

ブログ277で唯一べんがらを塗られていなかった手摺り。

その詳細画像です。

 

長さ、持ちやすさ、といい申し分なく

芸術性すら感じます。

大工さんが山に入り

見つけた枝だそうですが

入口に華を添えています。

 

 

 


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 278

2017-06-22 15:59:51 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 278

「柏の黒紫べんがら」番外編

過去の外観事例写真です。

これは仲町台の家。

前回ブログで柏の家の外観について

べんがらを基調として色彩計画を行う

としました。

木部のべんがらと平屋部屋根のガルバリュウム

奥の蔵座敷部の瓦屋根など

柏の家と素材は共通しています。

ただ敷地周囲の塀を、柏のように

板でめぐらすのではなく、格子にしており

格子の「レイヤー」を通して建物を見せ、

より地域に開いた外観にしています。

 

 


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 277

2017-06-21 20:07:11 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 277

「柏の黒紫べんがら」

 

前回のブログ写真から外れていた

門を正面から見ています。

右手の格子は入り口戸のもの、

閉めた時に中央に来ます。

門に限らず、塀や笠木の裏など

このように木部すべてにべんがらを塗っています。

べんがらをベースに瓦のシルバーや

金属屋根の銀黒を合わせ

全体の色彩計画を練ります。 

次回は過去のべんがら外観事例を

紹介しましょう。

 

 


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 276

2017-06-20 18:39:59 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 276

「柏の黒紫べんがら」

271のブログでは北側の外観を紹介しました。

今回は西側です。

既存建物の改修ですので

大きくは変わっていません。

 

2階バルコニーが土庇になり、

外壁、塀、そして右端に見えている門

などが新しくなっています。

 

以前の外壁はリシン掻き落とし、

でしたが

杉板の簓子下見とし、それより上部は

黒漆喰として

渋さを強調しています。

 

 


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 274

2017-06-16 13:04:50 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 274

「柏の黒紫べんがら」

 

今回はインターホンのカバー写真。

前回ブログの写真を拡大すれば

入り口ドア左に見えますが、

あえてちゃんとした画像を出します。

素材は鉄板。

最初からこんなシンプルデザインの

製品があればよいのですが。


日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 273

2017-06-15 14:55:09 | Weblog

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 273

「柏の黒紫べんがら」

 

ガラス戸が勝手口入口です。

屋根が深々と勝手口廻りを覆っています。

 

道路側スロープから手摺が

手前まで回り込んでいます。

コンクリート擁壁が切れている手前は

自転車置き場。ここは改修前

入口の門扉がありました

 

手摺は松岡さんの作ですが今回は

インターホンのカバーまでお願いしています。