日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 282
「柏の黒紫べんがら」
ブログ280の中央付近にある水盆。
太陽光が当たる様子を見ています。
撮影時期は昨年の暮れ、
冬至に近いころです。
280の撮影より遅い時間でありながら
一瞬、水盆に光が差し
水と植物が際立ち
思わずシャッターを切りました。
なお次回からは別の事例を紹介します。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 282
「柏の黒紫べんがら」
ブログ280の中央付近にある水盆。
太陽光が当たる様子を見ています。
撮影時期は昨年の暮れ、
冬至に近いころです。
280の撮影より遅い時間でありながら
一瞬、水盆に光が差し
水と植物が際立ち
思わずシャッターを切りました。
なお次回からは別の事例を紹介します。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 281
「柏の黒紫べんがら」
庭からの南側外観です。
雲形の肘木で支えられている肘掛窓の
位置に、改修前、バルコニーがあり、
少し洋風のテイストもあったのです。
が和風の外観にまとめるため、撤去し
土庇を設け,半身外に身を出せる肘掛窓にしたわけです。
以前の外観と比べると、屋根の割合が圧倒的に多く
和を試みるならやはり屋根に注目!ですね。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 280
「柏の黒紫べんがら」
庭園側から門や塀を眺めてます。
以前のブログで見てきた、建物と庭との関係性が
この様に真横から見ると、はっきりしてきます。
椅子の置かれている奥は玄関ホール、そして
右側は居間になります。
午後も遅い時間の写真ですので落ち着いた光の中で、
砂利、モルタルなどの床仕上げ、木々や植え込み
が眺められ、ブログ248と比べ、
庭が別の表情を見せています。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 279
「柏の黒紫べんがら」
ブログ277で唯一べんがらを塗られていなかった手摺り。
その詳細画像です。
長さ、持ちやすさ、といい申し分なく
芸術性すら感じます。
大工さんが山に入り
見つけた枝だそうですが
入口に華を添えています。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 278
「柏の黒紫べんがら」番外編
過去の外観事例写真です。
これは仲町台の家。
前回ブログで柏の家の外観について
べんがらを基調として色彩計画を行う
としました。
木部のべんがらと平屋部屋根のガルバリュウム
奥の蔵座敷部の瓦屋根など
柏の家と素材は共通しています。
ただ敷地周囲の塀を、柏のように
板でめぐらすのではなく、格子にしており
格子の「レイヤー」を通して建物を見せ、
より地域に開いた外観にしています。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 277
「柏の黒紫べんがら」
前回のブログ写真から外れていた
門を正面から見ています。
右手の格子は入り口戸のもの、
閉めた時に中央に来ます。
門に限らず、塀や笠木の裏など
このように木部すべてにべんがらを塗っています。
べんがらをベースに瓦のシルバーや
金属屋根の銀黒を合わせ
全体の色彩計画を練ります。
次回は過去のべんがら外観事例を
紹介しましょう。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 276
「柏の黒紫べんがら」
271のブログでは北側の外観を紹介しました。
今回は西側です。
既存建物の改修ですので
大きくは変わっていません。
2階バルコニーが土庇になり、
外壁、塀、そして右端に見えている門
などが新しくなっています。
以前の外壁はリシン掻き落とし、
でしたが
杉板の簓子下見とし、それより上部は
黒漆喰として
渋さを強調しています。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 275
「柏の黒紫べんがら」
勝手口の内側の写真です。
防犯上、入口戸はガラス部を
最小限にしています。
下足の所在が分かるよう
開口を取り、床を明るくします。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 274
「柏の黒紫べんがら」
今回はインターホンのカバー写真。
前回ブログの写真を拡大すれば
入り口ドア左に見えますが、
あえてちゃんとした画像を出します。
素材は鉄板。
最初からこんなシンプルデザインの
製品があればよいのですが。
日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 273
「柏の黒紫べんがら」
ガラス戸が勝手口入口です。
屋根が深々と勝手口廻りを覆っています。
道路側スロープから手摺が
手前まで回り込んでいます。
コンクリート擁壁が切れている手前は
自転車置き場。ここは改修前
入口の門扉がありました
手摺は松岡さんの作ですが今回は
インターホンのカバーまでお願いしています。