べんがらちゃんの目

日本の美を伝えたい

梅雨時にしか拝めない?富士山

2007-06-16 10:07:43 | Weblog
写真は江ノ島桟橋からの富士山。
早朝7時、入梅宣言直後のいかにも雨の降りそうな空。
どのような条件が整えばこんな北斎の絵に出てくるような富士山を拝めるのか!
めったにない光景なので急遽家に戻りカメラを持ち出す。本格的ズームではないので画像は荒れているが、功を奏し絵画の味わいとなる。
湘南で住宅設計を行う際、希望のひとつに富士山が見たいというのがある。
HP上では片瀬山の家がそうで、ここの2階屋上からは相模湾が湾曲している様子が見えその向こうに富士山、左に伊豆半島、
右に丹沢、大山、奥に南アルプスの一端?さえ望む。がはっきり見えるのは年に数えるくらい。上手い写真を撮りたいと思いつつタイミングが合わない。引越しの慌しさの中で建物本体の写真もとり損ねたがいつか江ノ島の花火のとき伺った際にでも絶景写真を取らせてもらおう。ところで今週は富士山をテーマにした茅ヶ崎の家をHP上で発表予定。
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ジューンベリー

2007-06-13 10:09:43 | Weblog
週末に柄にもなく庭木の手入れをした。
梅の枝は敷地内にある防犯灯を覆い尽くす程の勢い。アジサイもいつの間にか、たっぷりとした緑のボリュームに変身している。自然の生命力を感じる季節だ。
枝を切る作業なのでのこぎりだが、汗をぬぐい一休みしているとお隣からは剪定ばさみで枝先を整える音が聞こえる。ゆったりとしたときの流れも久しぶり。
写真はギャラリー「たぶのき」デッキ中央のジューンべりー。名のとおり今、実を結ぶ。建物外壁はこの木が際立って見えるようプレーンな白壁にしてある。
デッキ周囲は実のなる木で囲み、今年はすでにレモン、来年はオリーブが期待できそうだ。



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山梨O邸その後2

2007-06-08 10:15:46 | Weblog
写真右側が最近完成のO邸(和風モダン)。左は20年前設計の母屋(数奇屋風)。
Oさんは2度にわたり当社に設計を依頼された。大変光栄に思う。
我々の仕事がどれだけ施主に理解されているのか、ふとため息をつくこともあるが
このように何年か後、思い出してくれるのはありがたい。
母屋の戸袋や木製建具が日に焼け、風雨で黒ずみ重厚感がでてきた。20年かけた
仕上がりである。

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山梨O邸その後1

2007-06-07 10:00:22 | Weblog
5月といえばバラの季節だ。
がこの時期にO邸を訪れるのは実は初めて。
建築の計画時や施工時、つまり一年以上訪れていたのだが。
「趣味のバラ園を通じ仲間たちとバラ談義に花を咲かせる場」それがコンセプト。
一緒に訪れたバラ好きたちにオーナーは一つ一つの名前と謂れを説明してくれる。
写真はO邸にいたるバラ園入り口のゲート。もう骨組みが見えないくらい生い茂っている。
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茅ヶ崎H邸その後2

2007-06-01 13:20:49 | Weblog
造園に続き井戸も新しくなった。
ベンガラ塗装作業に大いに貢献し工事中も稼動していたのだが
本体の位置も低く使いづらかった。
この水は15メートル離れた水禽窟の水源ともなっている。
 建物の姿が出来上がってくるとこの井戸もどうしよう、時代劇の長屋に出てくるつるべ井戸のように4本柱を建て瓦で屋根を葺くアイデアまで出てきた。
こうやって一つ一つの要素がところを得て家全体の景観を時とともに創っていく。
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