受賞十回目の家(2004、優秀賞)鎌倉ニ階堂の家
建築コンクールには毎年のように応募していましたが十回目がなかなか出ず,今年は秦野,茅ヶ崎,そして鎌倉と三作品を提出、その内の一つが受賞し十回目にたどり着きました。
建築コンクールに出す意義は継続的に受賞する事で,創っている建物の質をチェック出きることです。
十回目にたどり着くまでの20年間にはバブルが弾け、地球環境配慮など時代背景もあったわけですが受賞傾向を探ると当初の七回目ぐらいまでは構造体が表に出ていない、が最近の受賞作は構造体を積極的に表現している、また建設プロセスにも深く関りを持ちリスクを徐々に解消しながらCM(分離発注方式)を確立して行く。その間、プレカット(大工さんに代って木材を事前に加工する工法)にも松竹梅があることを知りその生かし方を探るなど絶えず前に動いている要の時期に賞を頂いたように思います。
歴史的建物の保存活用活動に関っておりますと時代の波、その時々の人の都合にさらされながらも生残って行く建物とは,時代の鏡になる建物、壊すに後ろ髪を引かれるくらい愛着を覚えるもの、二度と作れないもの、などが浮びますがそのような建物を作って行きたいと思います。第一回目受賞の大磯の家、今はもうありません。力不足を痛感し、十一回目の受賞を目指します。
建築コンクールには毎年のように応募していましたが十回目がなかなか出ず,今年は秦野,茅ヶ崎,そして鎌倉と三作品を提出、その内の一つが受賞し十回目にたどり着きました。
建築コンクールに出す意義は継続的に受賞する事で,創っている建物の質をチェック出きることです。
十回目にたどり着くまでの20年間にはバブルが弾け、地球環境配慮など時代背景もあったわけですが受賞傾向を探ると当初の七回目ぐらいまでは構造体が表に出ていない、が最近の受賞作は構造体を積極的に表現している、また建設プロセスにも深く関りを持ちリスクを徐々に解消しながらCM(分離発注方式)を確立して行く。その間、プレカット(大工さんに代って木材を事前に加工する工法)にも松竹梅があることを知りその生かし方を探るなど絶えず前に動いている要の時期に賞を頂いたように思います。
歴史的建物の保存活用活動に関っておりますと時代の波、その時々の人の都合にさらされながらも生残って行く建物とは,時代の鏡になる建物、壊すに後ろ髪を引かれるくらい愛着を覚えるもの、二度と作れないもの、などが浮びますがそのような建物を作って行きたいと思います。第一回目受賞の大磯の家、今はもうありません。力不足を痛感し、十一回目の受賞を目指します。