近づいて中を見る
するとこんな感じです。
よく「魔法のじゅうたんのような乗り心地」とシトロエン車が評され「ハイドロニューマチック」といわれるサスペンションシステムを差すことが多いのですが、ご覧のようなフカフカのシートも影響しているのでしょう。
低めの車高、大きな窓からの眺め、ゆったりとクルージングを楽しむ車ですね。
近づいて中を見る
するとこんな感じです。
よく「魔法のじゅうたんのような乗り心地」とシトロエン車が評され「ハイドロニューマチック」といわれるサスペンションシステムを差すことが多いのですが、ご覧のようなフカフカのシートも影響しているのでしょう。
低めの車高、大きな窓からの眺め、ゆったりとクルージングを楽しむ車ですね。
Citroen シトロエン
シトロエンDSがこの車の名称
詳しい紹介はネットにゆずります。
見ていて面白いのは、高齢の方にやさしい低床バスのごとく車体が
駐車時ゆっくり下るところ。
写真は走行時の車高。後ろのタイヤは半分隠れているが
駐車時はさらに下がる。
車体はシンプルな流線形、後ろのタイヤハウスがそれを強調する。
ラインを強調するため後部のウインカーはトランク部から離れ
屋根についたラッパ型がそれである。
最近の車はより複雑な細工が可能となって個性を出す魅力もあるが、
70年後の今に、シトロエンはいまだ人をひきつけてやまない。
夜の外観
中原街道からの外観です。
1階の自動車工場や2階のオフィス、倉庫を透かして
見せ、このように外に開放的なショウルームとなっています。
吹抜けを利用した鉄骨階段の様子、パンチングメタルで覆われた2階
のプライベートゾーンなど。
働く方々の気分が少しでも変わるといいなぁ。
外部と内部
今回のリノベーションでは、以前2階に車を上げる為に使用していた昇降エレベータスペースの立体的有効利用が要となった。
そこに部品収納庫を陳列させスタッフの作業効率を高めた。
その様子が外部からも見え、自動車工場でもありショウルーム的な存在でもあるJAVELの企業イメージとも重なることを狙う。
写真は昨年秋に取ったもの。赤茶のべんがら色の構造体と内側からガラスを覆うシルバーのパンチングメタルも
職人的なメカニックのイメージともつなげる。
建物のかわいらしい模型
タイトル通りのかわいらしい模型がおよそ
15センチ×15センチのボックスに収まり、おまけに雲までが浮かび
製作者の独特な世界観がにじみ出ています。
お客さんに作ってもらった様子、シトロエンへの愛情もこの建物模型に注がれているように思います。
40年前の新築時は壁の色が薄い茶色で、耐火被覆が施されている丸い柱も白。
現在ブルーの壁の色もオーナーは塗り替えをお考え?ですが、
今回のリノベーションで内部の構造体と新たに加えた部分とを
べんがらの赤茶で塗分け、
外部からその様子が見て取れるデザインにしたので、
外壁の新たな色も内部を意識したものになるでしょう。
トイレもリノベーション
今回のリノベーションでは
グレーと赤と白の三色を使って全体の壁や天井など
インテリアを構成している。
赤は車に通じる鉄のイメージ、ここではドアのハンドルと
手洗い器のあるカウンターに施す。
白は天井と換気扇、トイレ、障子のワーロンシートで構成。
「カフェ」から中原街道を望む
クライアントが時間をつぶす際、大通りを行き交う車を眺める場所。
壁は新たに作り替え、ボードの小口を見せ既存のサッシとなじませる。
その下のパンチングメタルは照明のカバー。
パンチング、今回のリノベ―ションでいたるところで活用されている。
この吹き抜け部分、リノベーション前は自動車の昇降用エレベーターが設置されていました。
その後鉄板でふさがれ床として利用され、部品の段ボールが山と積まれていました。
リノベーションで吹抜けを有効活用し、スタッフが2階のトイレを利用できるようそこに階段を設けています。
ただの階段ではなくトイレまでの道行きに部品回廊を設けたり、スタッフルームを設けたりし、
効率化とスタッフ待遇のレベルアップを試みています。
赤い塗装部分はべんがら色で埋め尽くします。自動車と鉄、べんがらの場合は鉄さびにも通じ、酸化第二鉄なのですが
自動車を構成する鉄でショウルームも構成されるイメージとしています。
みせるオフィス
今回のリノベーションでは従来の在り方を全く変えています。
収納場所を増やし整理し、部屋の仕切りを極力抑え一つの大きな部屋としてとらえること。
衝立で軽く仕切る必要があってもパンチングメタルを使用し
透ける空間にして向こう側とつなげる。
以前は湯沸室があったが、今回はそれをなくしオフィスカウンターの上にその機能を設けた。
写真は、通常洗面カウンターに乗せる衛生陶器だが
スパウトの低めのものを選び周囲に書類があっても水撥ねを抑えている。
窓には障子を加え自動車工場のオフィスから連想するような
事務所インテリアから離れるとともに空調の効率化も狙っている。
「カフェ」から入口ギャラリーを見る
右に1階からの階段室、中央に入口ギャラリー、その左はドアで
トイレや吹き抜け沿いの部品庫につながります。
白い天井は左手のガラス壁へと続きますが、そこで1段下がり
べんがら色の天井につながります。