オペラ大好き

オペラ合唱団をコロナや親の介護で休団していましたが、4年ぶりに復活しました。親の介護についても書きます。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺

2015-01-03 13:49:00 | 映画
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします。

年末年始は東京住まいの長女が、レンタルDVDを6枚借りて来ました。
4日間で全部は観られませんでしたが、なにしろ面白かったのが「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」
山中貞雄 監督の丹下左膳です。

父と子二人暮らしの父親が、丹下左膳が眼を離した直後に殺されて、子供は父の死も知らず帰りを待つ。
これがそれほど哀しくない。
全然哀しくないわけではないけれどね。

笑いながら鑑賞しましたが、見終わったらまた見たくなりました。

自分がイケメンと自惚れている剣術がダメな婿入りの道場主・元藩主の次男坊もおかしい。
丹下左膳の居候先の矢場のおかみさんが魅力的。
三味線片手に歌う様子は「粋な女」の代表格だし、「子供は嫌いさ」と言いながら、次のシーンでは孤児になった子供をかわいがるのもいい!

驚いたのは大河内傳次郎です。
名前は知っているし、切り取った映画のシーンは見た事がありました。
お金目当ての道場荒らしの、チャンバラは最高です。
かっこいいポーズなんて取らない。
アップなんかもなし。
軽くジャンプさながら、次々道場の門弟をやっつけます。

山中貞雄監督は戦死したせいで、現在私たちが見られる作品は3本だけですって。
うーん、すごく残念。
伊藤計劃も残念。

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