「愛についてのデッサン」野呂邦暢

桜庭一樹「これはすごい。この世に傑作は存在するが、知らずにその書籍の前をなんども（略）通り過ぎてしまうのだ。」
要するに、この本に出会わない可能性を考えると恐ろしい！とまで言わせた傑作。

それが野呂邦暢の「愛についてのデッサン」

一度絶版になったのを２００６年にみすず書房から復刊されたのですが・・・
前のブログで２００６年にこだわっていたのは、これを言いたかった。

２００６年に復刊されたのに、もう絶版なんです。
たぶん発行部数も少なかったんじゃないかな？
古本でも入手困難です。
定価２，６２５円のこの本を、アマゾンで５０００円とか８０００円で売っていますよ。
このお値段は私の金銭感覚には無理

入手困難となると、どうしても読みたい。

とうとう、見つけたんです！
大手の古本屋「高原書店」で１７００円です！！！

読みたくなった人ごめんなさい。
高原書店でも最後の１冊だったみたい。
また入荷する可能性はありますけど。

桜庭一樹があれほど大絶賛する本がつまらないわけはない！はずです（笑

絶版って困りますよね。
「弟を殺した彼と僕」も、森達也大絶賛なのに絶版。
でも、これはアマゾンで安く買えました。

野呂邦暢の作品はどれも入手が難しいのですよ。
１９８０年に４２歳で亡くなっています。

すばらしい作品は採算が取れなくても、絶版にしないでっ！
出版社の方、お願いします。

きょう発売のiPad
絶版の本も入手しやすくなるのかなぁ。
寝っころがって読みたいので、iPadは不便な気がしますが、買えるのであれば欲しい。

あっ！
毎日の晩酌やめるか？やめよう！
４万８８００円から買えるなら、月に４０００円飲むとして（もっとだな（笑））１年止めたらその位かぁ。
時々飲むくらいにしようかな、前から毎日飲むのは止めようと思っていました。
習慣になって当然のように夕ご飯の時飲んでいました。

あのう、ときどきは飲みますから（笑

乳がん２年６ヶ月検診

きのう木曜日は癌研に行って来ました。
「術後２年６ヶ月検診」・・・実際は２年８ヶ月経過しました。
１０時４０分診察予約なのに、１０時５分頃再診手続きしたら、呼ばれたのが１０時１０分頃。
早っ

乳がんかな？と、立川の乳がん専門医の診察を受けたのが、２００６年の夏頃だったから、その時からカウントすると４年も経ったのか！

２００６年と言えば・・・

乳がん検診に話を戻すと、検査結果は問題なしです。
腕が太いので・・・
先生「少し浮腫んでいますか？」
カルメンシータ「いやーーー、たぶん太っているだけかな、はっはっはっ」

後で本当に浮腫みだったら困るとちょっと心配になりましたが、やっぱり太っているせいかな（笑
手足が太いんですよ

帰りは有明から豊洲までゆりかもめに乗らずに歩きました
あまり早歩きでなかったのに、約３０分です。
JR国立と立川間は３５分くらいだったかな？
こっちの方が楽チンでした。

ところで２００６年
みすず書房より「愛についてのデッサン」野呂邦鴨著が出版されました。
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突然の停電

ピアノ教室に掃除機かけていたら「ぶっ・ぶっ・ぶっ・・・・・シーン」ってな感じで止まりました。

「ぶっ・ぶっ・ぶっ」って音がしたわけじゃなく、点いたり消えたり数秒の間繰り返しました。
照明も消えてる。

教室全部が消えたわけじゃないんですよ。
コンセントは５箇所のうち３箇所が電気が来ない
トイレは点かない
クーラーは大丈夫
天井の蛍光灯も３列のうち１列点かない・・・てな具合です。

東京電力に電話したら、1５分後に来ました
私はブレーカーが原因だと思ったけれど、これは異常なし。

なんと電柱にあるヒューズの一つが切れていました。
ピアノ教室には3本の電線が電柱と繋がっています。

高所作業車の人が、３０分後くらいに来ました。
取り付けてから１０年使ったフューズで、これは切れても仕方ない年数です。
そういえば、ピアノ教室を建ててから１０年ですねぇ。
他の１０年経ったヒューズも取替えました。

東京電力、サービスいいぞ！

久しぶりに内科を受診する

風邪で発熱したのが5月13日
家でひたすら眠っていたら、じきに治るかと思ったけれど・・・
長引いています

歌の先生のコンサートのお手伝いもできなかったし、国立音大の白井光子さんの公開レッスンも聴講に行けなかった
風邪ひいている間は、予定ぶち壊し

17日月曜日辺りから咳が出るようになり、近所の内科へ
かかりつけのお医者さんですが、乳癌がわかってから一度も受診していませんでした。
乳がんから2年8ヶ月。
この間、たいした風邪も腹痛もなかったわけです。

肺は問題なし。
喉は「しっかり赤いですね！」でした。

乳がんになったことをお話しておこうと思いました。
癌研から渡されたA3サイズ(297mm×420mm)の『癌研有明病院における　浸潤癌の治療方針』を先生に見ていただきました。

先生「これはとても良く出来ていますね！勉強のためにコピーさせてもらえますか？」

浸潤癌は転移や再発する可能性がありますが、それがどの程度のものなのかが、わかりやすい表になっています。
表を示しながら、癌研の担当医がわかりやすく説明してくれます

乳がんの話もしたので、診察時間がかかってしまいました。
喉に細菌感染っしているようで、抗生物質だの風邪薬だの、お腹も痛かったし、頭もいたかったし・・・どっさりビニール袋にお薬いただきました。
薬に疲れました（笑

きょうはだいぶ調子いいですが、喉がまだ変で声がガサついています。

ペットの存在の大きさ

きのう風邪で熱が出ました。
一日中眠くて、ほとんど眠っていました。
それなのに、夜もグッスリです！

食欲だけは落ちないところがすばらしい（笑

もう風邪をひく季節でもなかろうと、ピアノのレッスン中マスクをやめたらたちまちです。
マスクの予防効果ってすごいんだなぁ！

ピアノの生徒さんから、ペットが死んだのでレッスン日を変更して欲しいと連絡がありました。
学校も休んじゃったそうです。
ご家族で相当ショックなんだと思います。

病院に勤めている知り合いから、ペットの死で家族全員が精神科を受診している話を最近聞きました。
ウツ状態になってしまったんですって。
最近増えているとか。

その場にいた人も、もし今自分が飼っているポンチャン（柴犬）が死んだら、落ち込み「精神科に行くかも」だそうです。