俳人・金子兜太

寝つきは良いのですが、我慢できないほど眠くなるまで、たいてい本を読むか朗読を聴くかしています。
きのうはＮＨＫラジオの聞き逃し放送「俳人・金子兜太が見た戦争」聞きながら寝ました。
多分5分位で眠り、夜中の1時頃目覚めて続き５分位聞き、残りは朝起きてから布団の中で聞きました。

戦争が廊下の奥に立つてゐた　　金子兜太

戦時下、仲間の俳人が特攻に過酷な尋問を受けた話とか、軍人としてトラック諸島で餓死する戦友たちをなんとも仕様が無かった話など、ある程度知っていましたが、金子兜太さんの肉声交えての放送に臨場感を感じました。

今年、毎日出版発行の「俳句α」は金子兜太の追悼号で、それをオペラの友達からもらいましたが、きょう読み返しました。
いいの貰っちゃいました、お宝号です。
金子兜太直筆の俳句も収録されています。

水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る　　金子兜太

写真俳句アプリ

にゃん太郎さんは毎日遊びに来て玄関から家の中覗いているくせに、全然触れない猫です。
黒ちゃんは身体摺り寄せてくれるので、本当にかわいい！
でも、きまぐれで一日に何回も来たり、数か月間来なかったりです。

私の足に体を寄せてきたところを写真撮りました。
ついでにスマホの「写真俳句」アプリで編集。

今月の句会に出そうかと作りましたが、どうだろう？

プレバト

年末に癌研の検査がなんでもなかったら、いよいよ卒業です。
来年からは、自宅から近い病院で検査してもらいます。
近くといっても、山梨県には癌研指定のところはなくて、東京で探します。

ご近所に乳がんの方がいて、その方の病院の情報など参考にしつつ、次回の検査日までに次の病院を決めます。

先週、オペラを休んだ日に「プレバト」を観ました。
長女が教えてくれたテレビ番組で、俳句コーナーに興味がありました。
想像以上に面白いというか、まだ俳句の知識がなさすぎるせいでとても勉強になりました。
夏井いつき先生の勢いがバツグンです。

俳句の本も買いました。

●初心者用「俳句歳時記」を最初に購入。
●藤田湘子「２０週俳句入門」
●二平勝「俳句をつくろう」
●長谷川櫂「国民的俳句百選」
●水原秋櫻子「近代の秀句」

絶版の本もあり古本で手に入れたところ、お名前が書いてあって妙に味わいありました。
長くダラダラ俳句やっているより、どれだけ熱中した期間があるのかが上達に必要と、藤田湘子が書いています。
なんだってそうですよね。

演劇の稽古も面白いし、俳句もいいなぁ。

空が紅蓮に

きょうは一日中スマホが大雨洪水だの、土砂崩れだのと警報音を鳴らしっぱなしでした。

台風や　空を紅蓮に　染め上げる

きのうですが、山梨の夕焼けが異様な赤さでした。
長女も電話で同じことを言っていました。
台風襲来を予告するかのように、炎に染められたような珍しい雲の様でした。

東京は台風が吹き荒れたのですね。
原宿でケヤキが倒れて山手線が運行停止になりました。
山梨で運行停止は日常茶飯事ですけど、都内は大騒ぎですよ。

さっそく長女が知らずに駅に来ると困るだろうと、ラインで知らせました。
山手線が止まっても埼京線使ったりで無事に帰宅できたそうです。
でも、長靴履いていたにも拘わらず靴下が濡れたとか。
知り合いのフェイスブックだの見ても、川が氾濫しそうな動画もありました。
次の台風が日本周辺にいるみたいで、予定を狂わされないかと心配。

暑い暑いと つぶやきぬ

せんなきも　暑い暑いと　つぶやきぬ

農協まで野菜を買いに行った帰り、スイカとかで重い買い物カート引きながら、つい「暑い暑い。」と独り言が出ます。

母が転んだのが先週の水曜日、きょうが火曜日なので1週間経ちました。
まだ家の中を杖で歩く状態で困りました。
骨は折れていませんが、もともと脊柱管狭窄症なので、ただ打撲というわけにもいかないのかもしれません。
オペラの稽古も、埼玉の演劇もあるし・・・私が外出できるのか？

交通事故の退院前に、家の内外に手すりを付けました。
トイレやふろ場、外も階段や坂に付けました。
退院直後は、手すりがあっても外に出るのはこわごわでしたが、今は大丈夫です。
代わりに、今回は母がその手すりで助かっています。
高齢な母は、この状態が良くなるのかは心配なところです。
まあ、杖とか物につかまりつつ、自分の用事はこなせますけどね。

それでも病院行くときは、服のコーディネートに気を使っていますよ。
いくつになってもおしゃれは大事！