身体中を痛めつけられた女性の死体が連続して発見される。
少女の頃に友人がさらわれて殺されたのを自分のせいだと悩む女刑事、「孤独な声」を持つ生き方が不器用なミュージッシャンの青年、
そして連続殺人犯が主要な登場人物。
必ずしも、内容には感心していないのに、すごく好きな作品です。
珍しく短期間で読めました。
ひとことで言うと良く書けている!
伏線があって、それが空回りしないでひとつのくっきりした形に持っていくあたりの筆の力に魅せられました。
「ほぼ日刊イトイ新聞」で作者がおっしゃるには・・・
http://www.1101.com/tendou/2004-06-29.html
「孤独はほんとうに悪いものなのか?
孤独が人を救うことだって、
あるんじゃないのか?」
というテーマで書いた小説なんだそうです。
少女の頃に友人がさらわれて殺されたのを自分のせいだと悩む女刑事、「孤独な声」を持つ生き方が不器用なミュージッシャンの青年、
そして連続殺人犯が主要な登場人物。
必ずしも、内容には感心していないのに、すごく好きな作品です。
珍しく短期間で読めました。
ひとことで言うと良く書けている!
伏線があって、それが空回りしないでひとつのくっきりした形に持っていくあたりの筆の力に魅せられました。
「ほぼ日刊イトイ新聞」で作者がおっしゃるには・・・
http://www.1101.com/tendou/2004-06-29.html
「孤独はほんとうに悪いものなのか?
孤独が人を救うことだって、
あるんじゃないのか?」
というテーマで書いた小説なんだそうです。
「不思議」はいいですね。
連続殺人犯で小説を獄中で執筆した永山則夫。
数年前に死刑執行されました。
彼の「木橋」は読み難かった。
天童荒太と反対で文章が下手な気がします。
彼が連続殺人を犯しても仕方ないかと思うような、切ない生い立ちでした。
圧倒的な題材を持っている作家ですよね!
結局短編なのに、こちらは最後まで読めませんでした。