怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

アクション!

2010年02月17日 | Weblog
<2月16日(火)>

この恋愛、わずかに呼吸だけは続いている。それを「生」と解釈するか。もはや「死」と呼ぶのか。
わからない…。もしも心の赴くままでなく器具の力で日々、人工的に延命措置をこうじているものだとしたら?
怪人クンと相手の状態は半永久的、目覚めることのない〝植物恋愛〟だ。
ここにきてさらなる追い討ち。表情どころか声、文字さえも届かなかったバースデー当日。バレンタインも接点なし。
このままではムフフ…、付き合う意味がない。ふたりの命綱である管を抜く日もそう遠くはないかもな。

スタートして1ヵ月。一向に上がらないテンション。なぜだ?
キライになったとか、ケンカしたわけでもない。かれこれ5日も連絡とらず、向こうからも来ずの凪。それでも普通に過ごせてしまうお前もお前だ、怪人クンよ。クールにもほどがあるぞ。
必要以上に干渉しない。放置愛? 最初から落ち着いたオトナの恋愛だから?
ウソだね。20代だろうと30代、40代、50代だろうとドキドキ、ワクワクする期間はあるはず。
「Bye-bye Free。お前ら! 100パーMAXでないうち、互いのさみしさを埋めるためにくっついただけだろ?」
心の声。もうひとりの怪人クンが容赦のない言葉をぶつける。
「アクション! アクション!」
膠着打開にもっともっと、とレフェリーがイエローカードを提示した。肉食系にはあるまじき行為。怪人クンの努力不足か? かもしれないな。
「ホンマに好きなん?」
あの日、G・ヌマの問いに一瞬の間。
相手の気持ちも大切だけど、それより何よりお前のハートはどこにあるねん?

テレビの向こう。六本木に佇む宇賀さんの傘に白いものが舞っている。東京はみぞれ交じりの雨。温暖な静岡も冷えた。
今宵、〝オヨヨ〟の署長のメールに怪人クンは寒さを忘れた。彼はユニークな言い回しと原田芳雄のセリフを添えていた。笑ったぜ、サンキュー。
(怪人クン、ボヤボヤしとったらアカンで!)
ご存知の方もいるだろう。ドラマ『不毛地帯』(フジ)で、原田さんはこのフレーズをよく使う。さすがはおぬし。ツボを心得てるよな(笑)。
画面をスクロールしていく。〝END〟の上段。署長は次のように結んでいる。
(恋愛大陸に降り立ったものの、そこは不毛地帯だったのか…オヨヨ)
うまい!
怪人クンはよほど〝毛〟に縁があるらしい。
いろんな想いが交錯している。けれども、せっかくの出会い。世の中にはこういう悩みを持ちたくても、持てない人がたくさんいる。
怪人クンよ、〝悩みにできる幸せ〟があるだけでもありがたいと思わなくちゃ。
だね。もうしばらく向き合ってみるよ。
とにもかくにもアクション。まずはそこだ!


※『不毛地帯』のエンディング・テーマ、歌ってるのは原田芳雄さん(写真)?
いえ、違いますよ。トム・ウェイツです。
※前回のブログの補足です。カラオケDAMで♪『INOKI BOM-BA-YE』をチョイスする場合は、♪『アントニオ猪木のテーマ』でデンモク検索してください。そうしないとたぶん、出ません。