怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

恋愛心電図

2010年02月08日 | Weblog
<2月7日(日)>

にぎわう合気道日曜教室。活気ある青畳はやっぱり楽しい。
冬の寒さもなんのその、怪人クンの足どりを軽くするというものだ。迷うことなく真ん中の体育館へと向かわせる。
今年初か。Dr.トドーとも会った。けど、この男に1つ物申す!
練習が終わってからのこと。
「彼は〝ど〟ヘンタイでハゲだけどね、こう見えても…」
デビューしたばかりの女子高生、仲良し2人組に怪人クンをインプットしてくれるのはありがたい。でもその際、わざわざ言わなくてもいいじゃないか。
「ハゲだけどね」は余分だ。燦燦と輝いてることなんか、彼女たちだって見りゃわかるんだからさ。

イモ軍団の女性、リョウさんがニコニコしながら近づいてきて怪人クンに問いただす。
「どうなのよぉ、その後?」
「なにが?」
「とぼけなくったっていいじゃん」
あぁ、例のあれね。興味あの? ムフフ…。あの手の話題ってやっぱあるんだ? 怪人クンごときのことでも。ふーん。
ところで、一般的な恋愛の鼓動を図解にするとこうなる。

↑↑↑↑↑~~~~↓↓↑↑~~~~

左端「↑」を付き合い始め、スタートラインとしよう。ワクワク、ドキドキ、ここがもっとも盛り上がる時期とされる。ある程度の年数や期間からゆるやか、落ち着き状態の「~~~」に入る。男と女であるからして、途中にはケンカ「↓」もあるだろう。
雪解け。信頼回復の仲直りで「↑」が再び。その先は派手な上げ下げがなくとも、互いを大事に想うことには変わりない。未来の結末はふたり次第だ―――。

以上をふまえて。
土曜日、深夜の〝嘆きの店主〟で怪人クンの現在(いま)を彼なりに分析したG・ヌマ。
「オレな、めちゃめちゃ首かしげたくなることがあるんやけど」
なんだよ?
「お前の性格からして〝書かずにはいられへん〟やん? 黙っててもそうするやんか? 絶対にな」
ほう。
「なのにやなぁ、ぜんぜん感じられへんねん。そうなった事実がこれっぽっちも伝わってこんねんな。ブログ読むかぎりは。ホンマ、めっちゃおもろないで。まるっきり見えへんもん」
そうかぁ?
たまりかねたか。ついに彼の中にくすぶる〝疑惑〟を口にしたG・ヌマ。
「なぁ、ぶっちゃけどうなん? ホンマ、好きなん?」
オイオイ、なんてことを言い出すんだよ。
「だってお前、めちゃめちゃ〝赤コーナー〟やもん、今回…」
G・ヌマの言う〝赤コーナー〟とは、チャレンジャーではなくチャンピオン目線。相手に対してとんでもなく強気でいるということ。告った側ならば、なんだかんだ言いつつもチャレンジャーサイドに位置するもの。〝青コーナー〟であるはずだ、と。
たしかに、言いたいこと言って自由気ままな怪人クンで接してるなぁ、うん。
もちろん、そのような存在が現れてうれしいんだけど…。
ただ、知り合ったのがあまりにも昔すぎたために互いを理解しすぎている。最初から「~~~~」なんだよね。たとえるなら長年連れ添った夫婦じゃないけど、開始からすでに空気。ゆえに、実感も髪の毛並みに薄い。
要するにルンルンMAX、「↑↑↑↑↑」の部分が抜けちゃってるのさ。スタートからしばらくは味わうはずのあのトキメキ時間が落ち着きに押しつぶされ省略されてるわけだから、日記への登場もそうは起こらないよ。
何をぬかしやがるか! 人によっては「ふざけるな、バカヤロー!」と怒鳴られるかもしれないけれど、これが怪人クンのぜいたくな悩みというやつだ。

怪人クンが言葉にする。
「でも逆に、いいことだと思ってるよ。恋愛ってものに10年のブランクがあったけど、『~~~~』の状態から入れたおかげで、毎日が恋愛中毒にならずにすんでる。気持ちをほかのとこにも分散できるし。怪人クンの性格からして、もしいま『↑↑↑↑↑』の場所に心があったら溺れちゃって溺れちゃって大変だったと思うよ。ラッキーだったよ、そういった意味ではね」
「かもやな…」
ハマりやすい男には、そのくらいがちょうどいい。
G・ヌマよ、怪人クンの恋愛心電図はリアルタイムでこんな感じだよ。

~~~~―――――〝0〟――――― ♪ピーーー。

「なんやねん、まるで臨終やん」
ダハハハ。冗談、冗談。ど派手な花火は打ちあがらなくとも、着実に安定呼吸してるよ。


※赤いボクシンググローブ(写真)。