買うならいましかねぇ～！

＜２月１１日（木・祝）＞

ぼやぼやしてたら上がっちまうぞ。ならば…。
「買うならいましかねぇ～！　買うならいましかねぇ～！」
いやいや、そうとも言い切れないさ。年に数回、仕込めるチャンスはあるものだ。ただ、その瞬間に使える資金があるかどうか。株取引はそれに尽きる。
すでに自己資金を１００パーセント投入してしまい、現在プラス、あるいはマイナスでも上昇待ち状態の人はじっとしているしかほかはない。
人間にはいつだって、どんな人にも欲という悪魔がとりついている。より多くの利益を得ようと、１社にとどまらず２社、３社とホールドする。だからってそれは悪いことじゃない。戦略は自由。それぞれが描くやり方で勝負すればいい。

何度も書くけど、怪人クンはあくまで資金力の小さい者たちが戦える。それを基準にブログを借りてつぶやいている。自分自身がそちらに属するからだ。
個人投資家の中でも、とくに小さなマネーでやりとりするやつらが勝つためにはマーケットの状態が悪いときこそビッグチャンス。言うまでもなく、余力のある人もしかりだ。
そういった意味でおととしの秋、あのリーマンショックは絶好の買い場だった。う～ん、あそこで仕込めていたらなぁ。そのまま持ち続けていたらなぁ。ムフフ…、「たられば」なんて誰だって言えるかぁ。
言葉を並べたところで、まずそこに飛び込めなかったら話にならない。市場が息を吹き返した頃には、「手持ち金では動けなくなってしまった」なんてことがザラ。
そこでだ。田中邦衛さんのセリフが生きてくる。
「やるならいましかねぇ～！」と。
しかしだ。一度株取引を知ってしまったら最後、ホルダー、ノーホルダーにかぎらず常に不安と向き合わなければならなくなる。
●買った場合、あしたは下がるんじゃないか？　現在のところ利益が出ていても、いま手離さなければプラスが半分になってしまうかも？　などの恐怖。
●持たない時間。市場の外に身を置いていても、ぐずぐずしてたら相場が元気になって買いチャンスを逃してしまう。波に乗れない、まだ乗ってない己への、とり残された出遅れ感的恐怖。
経験者ならこの心理、手にとるようにわかるんじゃない？

春のような陽気が一変。建国記念日はまとまった雨と風で冷たい一日となった。
あ、そうだ。日付が１２日へ変わったのと同時に♪ハッピーバースデーのメールをくれた友よありがとう！
おかげさまで怪人クン、寅年にライオン、獅子になりました！
ちなみに、とっても好きな数字なのダァーッ！


※ＰＣにてご覧になれます。ドラマ『北の国から』（フジ）。こちらも伝説の名シーンといえるでしょう、オヨヨ。