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きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

久しぶりに

2009-10-05 19:03:12 | きのこ
9月は殆ど雨に恵まれず里山のきのこは絶望的だったが、この10日間は比較的雨が続いた。久しぶりに期待を抱いて近くの里山を歩いたが時期的な事を考えるとやはりきのこの姿は少ない。


ウラベニホテイシメジ Phodophyllus crassipes



カキシメジ Tricholoma ustale



Clytocybe sp



ヒメカバイロタケ Xeromphalina campanella



キツネノハナガサ Lencocoprinus bresadolae



ミヤマベニイグチ Boletellus obscurecocconeus



ヌメリコウジタケ Aureoboletus thibetanus



ヒロハウスズミチチタケ Lactarius subplinthogalus


ヒロハウスズミチチタケ ひだと乳液の様子

大雨の中を

2009-10-03 19:04:37 | きのこ
急に思い立って、2日、3日と九重へ行ってきた。
日帰りするつもりだったが、車で往復8時間、更に山を4,5時間は歩く・・・ちょっとしんどい・・・という事で一泊する事に決め、前日の夜、長者ヶ原温泉の宿を手配した。
ところが、2日は九州北部地方は大雨洪水警報が発令されており、九州自動車道は50kmの速度規制になっていた。
バケツをひっくり返したような大雨の中の高速道路走行は前が見えにくい、標識も見えない。50km制限なのに殆どの車は80km~100kmで飛ばしている。私も流れに従った。かなりのスリルである。


ヒイロベニヒダタケ Pluteus aurantiorugosus (Trog.) Sacc.


ヒイロベニヒダタケ 幼菌


九州地方の雨の予報は知っていたが、そぼ降る程度だったら傘をさして観察できるだろうと甘い考えで早めに家を出た。13時30分長者ヶ原に到着。ところが現地も風雨が強く、とても傘をさして観察など出来ない。宿のチェックイン時間は15時だと聞いている。大雨の中では何処に行く術もない。2時間をどうして過ごせば良いのか・・・仕方なく、キャンプ場の駐車場に車を止め、持っていった本を読み時間を潰した。


             
             コガネタケ Phaeolepiota aurea


待ちに待った15時、宿にチェックインして、早速、大浴場で汗を流す。(汗はかいてないけどね・・・)
かなり大きな浴場なのに誰もいない。ひょっとして宿泊者は私一人?
夕食時間は18時30分・・・レストランへ行ったら3名分の食事が準備されていた。私一人ではなかった。・・・直ぐに二人連れの男性が入ってきた。久住登山をしていたが、あまりに雨が強い為、途中で諦め下山してきたのだという。



Mycena sp ?


今日は昨日と打って変わって気持ちの良い秋晴れである。宿を8時に出発、長者ヶ原を通り越し男池へ直行。きのこの姿は少ないので登山道を見失わない程度に林の中へ入り観察する。

小花摘み(仲間内の暗号)の直後、一組のご夫婦が近づいてこられた。・・・見られたかな?
ちょっとドキマギ。すると男性の方が、「どちらから来られましたか?」「山口県です。」「ひょっとして海華さんではないですか?」「えぇ、 そうですが?・・・。」「KINONCOSKYです。」いつもユーモアたっぷりのコメントをくださるKINONCOSKYさんご夫婦だった。時間と場所を考えればかなりの奇遇である。



Mycena sp



チシオタケ幼菌 Mycena haematopus



Agaricus sp

               ↓ ひだ





Pholiota sp



シブイロスギタケ Pholiota albocrenulata

手の届かないところに生えているので、コンパクトデジカメで撮った。色合いが実物と微妙に違っている。

              



不明



アシグロタケ Polyporus badius



            

もみのき森林公園(24日)

2009-09-26 17:17:09 | きのこ
23日蒜山からの帰路、もみのき森林公園のもみのき荘で一泊、連休の最終日とあって宿泊客は私たった一人、食事はお休みとの事だったので途中のサービスエリアで夕食用の弁当と朝食用のサンドイッチを購入しチェックイン。大浴場はひとり占めでゆっくり疲れを落とす事が出来たが、夕食は、弁当を横目に購入していた壜詰めのカニ味噌を肴に、缶ビールで一人侘しく乾杯。


朝の風景


ヒメサクラシメジ

「もみのき森林公園は19日に公園主催のきのこ観察会があったのできのこは期待出来ないよ」とSさんに聞いていたので期待していなかったが以外にきのこの姿は見られた。



チャヌメリガサ Hygrophorus discoideus



Inocybe sp

傘の径、8mmの小さなアセタケ属。23日蒜山の観察会で採取されていたものと同じもののように見える。

                     ↓ 別の個体


Inocybe so



オオキヌハダトマヤタケ Inocybe fasitigiata



Entoloma sp



ハナイグチ  Suillus grevillei (Klotz.) Sing.



シロヌメリイグチ  Suillus laricinus (Berk.in Hook.) O.Kuntze



コショウイグチ Chalciponus piperatus (Bull.:Fr.) Bataille



アカモミタケ  Lactarius laeticolorus (Imai) Imaz.



アオゾメツチカブリ  Lactarius glaucescens Crossland



ウスタケ  Gomphus floccosus (Schw.) Sing.



フジウスタケ(広義)  fujisanensis (Imai) Parmasto

                    ↓ 別の個体






ホコリタケ Lycoperdon perlatum

蒜山高原(23日)

2009-09-25 18:54:34 | きのこ
合同合宿2日目は、懸念された天気も回復し絶好の観察日和になった。まず蒜山高原鏡ヶ成キャンプ場で観察、鏡ヶ成キャンプ場の観察路周辺にまかれたウッドチップ上に夥しい数のオオキツネタケ、キツネタケ、ニガクリタケ等が発生、あまりの数に写真を撮る気も失せ横目で通り過ぎた。


鏡ヶ成キャンプ場


ハタケシメジ



ツキヨタケ(幼菌)



ウスキブナノミタケ



キツブナラタケ



ヌメリツバタケモドキ



ホソネノヒトヨタケ



シロナメツムタケ



Inocybe sp



ショウゲンジ



クリフウセンタケ



カワムラフウセンタケ近縁種



シロヌメリイグチ



ホウキタケ属



ハナビラニカワタケ


            
            マスタケ


同定種は・・・(アイウエオ順)

アオイヌシメジ、アシグロタケ、アカアザタケ、アシボソノボリリュウタケ、Agrocybe sp(ミヤマオキナタケ)、ウスキブナノミタケ、エノキタケ、エビタケ、オオキツネタケ、オツネンタケ、オツネンタケモドキ、カエンタケ、カバイロツルタケ、カワリハツ、カワムラフウセンタケ近縁種、キアブラシメジ、キショウゲンジ、キツネタケモドキ、クチキトサカタケ、クリフウセンタケ、クロラッパタケ、コタマゴテングタケ、ゴンゲンタケ、サジタケ、サナギタケ、サンコタケ、ザラミノヒトヨタケ、シイタケ、ショウゲンジ、シロカワラタケ、シロカイメンタケ、シロナメツムタケ、シロヌメリイグチ、ズキンタケ、タマチョレイタケ、チシオタケ、チョウジチチタケ、チャカイガラタケ、ツキヨタケ、ツリガネタケ、ドクツルタケ、ナガエノチャワンタケ、ニセショウロ属、ヌメリツバタケモドキ、ノボリリュウタケ、ハイイロオニタケ、ハナビラニカワタケ、ハナイグチ、ヒイロチャワンタケ、ヒダハタケ、ヒメベニテングタケ、ブナノモリツエタケ、Heveloma sp、ホウキタケ属、ホホベニタケ、ホソネノヒトヨタケ、ホタイシメジ、マイタケ、マスタケ、マメザヤタケ、ミイノモミウラモドキ近縁種、ミヤマオチバタケ、ムササビタケ近縁種、モリノカレバタケ、Holtemannia sp、ヤマイグチ、ヤマブシタケ、ヨソオイチャワンタケ、Lycoperdon sp、ロクショウグサレキンモドキ、ワタカラカサタケ。

津黒高原

2009-09-24 20:03:58 | きのこ
22日、23日の両日、兵庫きのこグループの観察会が津黒高原と蒜山高原で開催された。縁あってお誘いを受け参加させていただいた。

 初日は津黒高原で観察、夕方、宿泊施設のある蒜山高原へ移動。鳥取大学蒜山高原演習林の宿泊施設で長沢先生の同定及び説明があった。懇親会は片面がオープンになっている作業小屋(?)のようなところでジンギスカン鍋を囲んでワイルドで和やかなひと時を過ごした。その後、室内へ移り映写会。数人の方達がパワーポイントを使ってレベルの高い発表をされた。疑問点は長沢先生が答えてくださり大変有意義な時間を過ごさせていただいた。

 23日は14時解散、帰路、蒜山から山口県西部まではちょっときついので、中間点の、もみのき森林公園のもみのき荘で一泊して帰宅。



津黒高原の小さな湿原

22日観察分から・・・


キツブナラタケ


            
            スギヒラタケ




Squamanita sp (カブラマツタケ属)



Amanita sp



アケボノドクツルタケ、左に小さなツエタケ(広義)



ヒメスギタケ



ヒイロチャワンタケ



サナギタケ


同定された種は・・・(アイウエオ順)

アオゾメタケ、アオアシアセタケ、アカツムタケ、オケボノドクツルタケ、アシナガタケ、アミタケ、アラゲホコリタケモドキ、イタチタケ、ウラムラサキ、ウラベニガサ属、ウラベニガサモドキ、Entoloma sp、オウギタケ、オオキツネタケ、カワリハツ、キショウゲンジ、キチチタケ、キツブナラタケ、クギタケ、クヌギタケ、コタマゴテングタケ、サナギタケ、サマツモドキ、スッポンタケ、Squamanita sp、チシオタケ、チャツムタケ、チャモエギタケ、Tubria sp、ツエタケ、ツキヨタケ、ツヤウチワタケ、ツルタケ、トキイロラッパタケ、ドクベニタケ近縁種、ニオイコベニタケ、ニガクリタケ、ヌメリササタケ、ヌメリニガイグチ、ニメリイグチ、ハツタケ、ヒイロチャワンタケ、ヒメスギタケ、Pluteus sp、フウセンタケ属3種、フクロツルタケ、ホウキタケ属、ホコリタケ、ホソヤリタケ、ミヤマシメジ、ミヤマアワタケ、ミヤマオキナタケ、ムカシオオミダレタケ、モエギタケ、ワタゲナラタケ

13日、14日の観察

2009-09-14 18:59:59 | きのこ
雨が降って2日目、少しの期待を抱いて県央部の山を歩いた。
林床は湿ってはいるもののきのこの姿は極めて少なかった。
13日の定点観察も合わせて更新しています。


Mycena sp

傘の径7mmの小さなきのこ、きのこの多い時は見ぬ振りをして通り過ぎて行きますが、きのこの姿があまりに少ないのでパチリ。



ニガクリタケ



ハナガサイグチ



ワヒダタケ

雨の直後なのでビロード状の傘表面が美しい。

                  ↓ 裏を返すと





ツクツクホウシタケ



***** 13日(定点観察)観察分 *****


イヌセンボンタケ



ナラタケモドキ



Marasmius sp

傘の径2mm~3mmの極小きのこ、枯れ草の枝から発生しています。



Collybia sp

こちらも落ち葉から発生している13mmほどの小さなキノコです。

山口市での定点観察、きのこの姿は少なかったが20数人の目は小さなきのこも見逃しません。

同定種は・・・。(アイウエオ順)

アミスギタケ、イヌセンボンタケ、Inocybe sp、オニタケ、カイガラタケ、カバイロツルタケ、クジラタケ、クチベニタケ、コナカブリ、コフキサルノコシカケ、チリメンタケ、ツエタケ、ツノマタタケ、ツヤウチワタケ、ナラタケモドキ、ニセキンカクアカビョウタケ、ニッケイタケ、ヌメリコウジタケ、ハカワラタケ、ハナガサイグチ、ヒメシロカイガラタケ、ブドウタケ、ホウキタケ属、ホウロクタケ、モミジウロコタケ、冬虫夏草の一種です。

晴天続き

2009-09-11 20:08:20 | きのこ
これほど晴天が続くときのこの発生は絶望的・・・と言いながら、きょうも近くの公園を歩きました。


マツオウジ

全く雨が降らないのでややいじけ気味です。



マンネンタケ

樹の根っこの薄暗い洞の中に発生、我が目を褒めたいけれど実はど近眼。



ツクツクホウシタケ

近くの山

2009-09-09 18:50:56 | きのこ
このところ雨が降っていないので、きのこは期待出来ないけれど禁断症状(きのこ病)が出そうなので近くの山を歩いた。大陸にある高気圧のせいか、木々を吹き抜けてくる風がカラっとしている。北海道の大雪山は初冠雪だったらしい。そろそろ標高の高い所では秋のきのこが期待出来るかも。


ヤマイグチ属

スミゾメヤマイグチかイロガワリヤマイグチなと写真を撮り、念の為切断してみると ↓ 変色性はほとんど見られない。



左(小)は切って4時間経過したもの、右(大)は切った直後のもの。



フクロツルタケ


Russla sp



ノウタケ

唐津虹の松原

2009-09-06 18:56:02 | きのこ
5,6日の2日間、西日本きのこ会の観察会及び親睦会が唐津の虹の松原で開催されました。
西日本きのこ交流会は、九州、中国、四国、の各きのこ会が集まって出来た会で、毎年各きのこ会の持ち回りで、その地で開催されます。今年は、福岡きのこ友の会と佐賀きのこ会(仮称)の共催で、唐津の虹の松原で開かれました。


同定風景

九州西北部地方は1箇月も雨が降っていなく、植生も黒松だけという環境できのこは出ているのだろうかと懸念されましたが、同定台の上にはかなりのきのこが並びました。(左の台上で同定されたきのこをは右下に並べられていきます。)


Amanita sp

唯一私が見つけたきのこですが名前が付きませんでした。





先日、Nさんに写真を送っていただいたばかりだったので同定できました。




佐賀きのこ会の方が、ショウロについての研究過程を説明されました。




虹の松原は、クロマツの林が長さ4kmにわたってが続いています。その林の中では、時々こんなものが落ちています。不思議に思っていたのですが、どうも犯人は上空を飛びまわっているトンビの仕業なのでしょう、それにしても骨の長さ2つ繋げると50cmにもなります。

広島県民の森観察会

2009-08-31 10:16:34 | きのこ
8月28日2泊3日で広島県民の森で開催された関西菌類談話会の観察会に参加させていただいた。
28日はスライド映写会や親睦会があり、親睦会では殆ど知らない方達の中で緊張したが、会が進むにつれ和やかな雰囲気に溶け込む事が出来楽しいひと時を過ごした。
翌日は県民の森周辺と比婆山登山組に分かれ観察。私は会長さんとは存じ上げず会長のMさんとご一緒させていただいた。きのこの姿は少なかったが渓流の音を聞きながら林の中の観察は楽しいものだった。
14時から同定会が始まり、まず県民の森周辺部で観察されたきのこが並べられた。台上はやや淋しかったが、比婆山登山組の採取したきのこが並べられると同定台の上は一挙に賑やかになった。何とナメコやツキヨタケも並んだ。

同定種は(アイウエオ順)

アイゾメクロイグチ、アオイヌシメジ、アカヤマタケ、アカアシボソチチタケ、アシグロタケ、Amanita sp、アマタケの仲間、アミスギタケ、アラゲカワラタケ、Inocybe sp、ウスヒラタケ、ウスベニミミタケ属、ウラムラサキ、オオキヌハダトマヤタケ、オキナクサハツ、カオリツムタケ、カバイロツルタケ、カブラマツタケ、カノシタ、カメムシタケ、カレバキツネタケ、キアミアシイグチ、キアシグロタケ、キウロコタケ、クサウラベニタケ、クチベニタケ、クチキトサカタケ、コガネテングタケ、サマツモドキ、サワフタギタケ、シロカイメンタケ、シロオニタケ、シロイボカサタケ、シュイロガサ、シラタマタケ、ズキンタケ、センボンイチメガサ、タマゴタケモドキ、タマシロオニタケ、チチタケ、ツエタケ、ツキヨタケ、ツギハギハツ、ツヤウチワタケ、ツルタケ、ツリガネタケ、タングタケダマシ、ドクツルタケ、ナメコ、ニオイドクツルタケ、ニオイハリタケ、ニガクリタケ、ニカワハナビラタケ、ニセクロハツ類似種、ニセヒナノチャワンタケ属、ニッケイタケ、ヌメリツバタケ、ハナオチバタケ、ハナウロコタケ、ハリガネオチバタケ、ヒメベンテングタケ、ヒメコナカブリツルタケ、ヒラタケ、フクロツルタケ、ブナノシロコナカブリ、ホウロクタケ、ホホベニタケ、マメザヤタケ、ミキイロウスタケ、ミドリニガイグチ、ミネシメジ、ムササビタケ、モリノカレバタケ、ヤケイロタケ、ワサビカレバタケ。


同定風景


ホホベニタケとクチベニタケ

50cmほど離れた所に発生していたクチベニタケとホホベニタケを比べるつもりでホホベニタケの上に並べて撮った。この場所では2種が混生しており、同定会ではこの場所のクチベニタケは、根状の偽柄が短すぎるのでクチベニタケとするには疑問があるとの事だった。・・・が。


ニセクロハツ類似種

会長さんは、このきのこを丁寧に記録されていた。




アカアシボソチチタケ



ウスベニミミタケ属

夜の10時半、薄暗い同定会場で撮ったもので、ボケボケ写真の上に本当の色が再現できていません。



ブナノシロコナカブリ

ミズナラの虫えいから発生。傘の径は2mm~3mm。

                  ↓ 同じ虫えいの裏側には


ニセヒナノチャワンタケ属



カメムシタケ

寄主のカメムシは掘り返したものではなく、見つけた時、既にこの状態だった。

中国山地

2009-08-23 18:05:16 | きのこ
広島きのこ会の観察会に参加した後、もみのき森林公園から冠山を歩くつもりで中国自動車道を走っていたが、急に気が変り観察会は取り止め吉和のインターで降りもみのき森林公園へ直行。ところが森林公園に着くと小学生、中学生、大学生の団体で一杯だった。きのこの姿も少ない。そこそこに切り上げ冠山へ・・・。登山道を少し歩いたが望み薄なので早めに帰宅した。


Hygrocybe sp

図鑑を見れば直ぐにでも分かりそうなきのこなのに手持ちの図鑑では見当たらない。一見アカヤマタケに似ているが変色性は無い。
傘の径は3cm、柄の長さは9cm、中実である。モミの樹下に発生。



傘の中央が突出し、その上にいぼ状の突起が見える。


            
            シロオニタケ


            
            フクロツルタケ



ススケヤマドリタケ



ニガイグチモドキ



クロチチダマシ



クロハツ

                   ↓ 傘の窪みを覗くと



ヤグラタケ



フジウスタケ(広義)

フジウスタケは数種類のタイプが有るのではないかと言われていますので、一応広義としてます。



ホウキタケ属の一種

写真を撮っていたら通りがかった方が「そのきのこは食べられますよ。」「えっ、食べられるんですか?」とお聞きしたら「調理次第で食べられるます。」とおっしゃる。食べる気が無かったので調理法をお聞きしなかったが、参考の為に聞いておけば良かったなぁと後悔。




県央部の山

2009-08-18 19:20:14 | きのこ
相変わらず暑い日が続いていますが猛烈な湿度の高さはやや緩和され、日陰に入ると涼しさが感じられます。
久しぶりに県央部の山を歩きました。林床は充分に湿っていますがきのこの姿は少なくやや期待薄、しかし、不明種2種を見つけました。
まず、不明種から。




苔上に発生。
傘の径、2,3cm、薄い灰紫に白い微粉状の粉が傘中央や傘周辺に見られます。
柄の長さは、3,5cm。弾力があり強靭。

                  ↓ ひだの様子




傘を含め、全体に丈夫で弾力があります。硬質菌のような弾力です。



Entoloma sp(ヒメシロウラベニタケ?)

傘の径は3mm~15mmと小型でヒラタケ型。
今までも見ていましたが、あまりに小さいので見て見ぬ振りをして通り過ぎていました。



トゲミノヌメリガサ(広島仮称)



Hygrocybe sp

1cmほどのきのこが枯葉の間から赤い頭を覗かせていました。
やや興奮して写真を撮り、持ち帰って見ると柄や傘の周辺が黒く変色していました。多分アカヤマタケだろうと思いますが・・・。



Collybia sp

コガネカレバタケにしては小さい(7mm)なぁと思いながら写真に撮り、帰ってパソコンで拡大して見るとちょっと様子が違う。何だろう。



ヤブアカゲシメジ


             
             トガリウラベニタケ

トガリウラベニタケはこの山でしか見た事がありません。


             
             ウスキモミウラモドキ


             
             アカイボカサタケ



ヒメコウジタケ



ホウキタケ属の一種




ayapanちゃんへ


オツネンタケモドキ         2007年10月20日 芸北

これが、オツネンタケモドキですよ~。
倒木に生えていますよ。



芸北(続き)

2009-08-17 19:13:52 | きのこ
芸北では雨の中の観察だったせいか夏風邪をひいてしまい、周りから鬼の霍乱と言われながら、昨日、今日と神妙に過ごした。5年振りにHPの不具合を正そうとホームページビルダーを開いたが、扱い方をすっかり忘れてしまい甥の助けを得る事に・・・叱られながらの作業となった。
15日に観察した残りの一部をアップ。


Boletus sp (ニッケイアミアシイグチ?池田仮称)

北陸きのこ図鑑に載っているニッケイアミアシイグチに酷似。絵合わせ的にも似ているが、特に傘の縁部が管孔部より、2,3mmせり出している・・・と書かれている部分が気になる。



コガネヤマドリ



ホウキタケ属の一種



ホウキタケ属の一種



ホウキタケ属の一種

雨の中の芸北

2009-08-15 18:34:50 | きのこ
楽しみにしていた芸北行きだったが、朝起きたら大雨注意報が出ていた。しかし北へ行くほど降水確率が低いようだ。芸北は多少北に位置しているので雨も止んでくれるかもしれないと淡い期待を抱いて出発した。しかし行けども行けども雨は止む事なく降り続けていた。深入山近くの道路の温度計は16度を表示していた。寒い上に雨も降っている・・・にもかかわらず聖湖キャンプ場は満杯。傘をさして肩身の狭い思いをしながらの観察となった。


ハイカグラテングタケ

強い雨が降っている為、一眼デジは使えない。左手に傘、右手にコンデジ。雨、傘、暗い、コンデジ、4重苦。・・・と言い訳しながら。

            
            ハイカグラテングタケ



イボテングタケ



モミタケ



ナラタケモドキ



アメリカウラベニイロガワリ

何だろう?と写真を撮り裏返すと   ↓  アメリカウラベニイロガワリ





チリメンチチタケ



クロチチダマシ

雨に打たれているせいか色の薄いのが気にかかります。

                  ↓ ヒダ






ウスタケ

片手に傘をさしての撮影なので、ウスタケらしい低い位置からの撮影はちょっと無理でした。



フジウスタケ



コウモリタケ



フシグロセンノウ

相変わらず

2009-08-14 18:31:52 | きのこ
相変わらず不安定な天気が続いています。梅干の天日干しもまだ出来ないまま・・・・・降水確率が30%以上の日が続いている為外出する時は干せないからです。
今日も梅干を干すべきかどうか逡巡しましたが、結局止める事にして市内の公園を歩きました。きのこの姿はめっきり減っていました。


イグチの仲間(Pulveroboletus sp ?)


イグチとは思わず写真を撮り裏を見るとイグチ! 初めて見るイグチです。
ヒメウグイスイグチに近い感じがますので、キイロイグチ属ではないかと思われます。
傘の径は、2.7cm、小型のイグチ。
傘、柄共に著しい粘性があり、柄は強靭です。

                     ↓ 管孔




              
              ナラタケモドキ



ベニヒダタケ


              
              ヒメカバイロタケ



ミドリスギタケ



ハナガサイグチ



ヒメカタショウロ



ツチグリニセショウロ



ボタンイボタケ



フサヒメホウキタケ