緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

もうすぐ運動会ですからスポーツ飲料について

2010年07月09日 19時04分01秒 | 健康な心身・安全対策・sports・医学

平成22年7月9日(金)のち一時小雨、のち

朝方から曇っていました.。大変蒸し暑い一日でした。

先日、6月19日、10時~的場池体育館で、年長組だけリハーサルしました。

年長組の保護者の皆様も午後からご参加いただき

ご協力くださり、誠に有難うございました。

                             

さて、今年は、運動会が昨年より早くなりました。

平成22年7月11日(日)午前9時~開場

         午前9時半~開会の予定です。

場所:北九州市立穴生ドーム(八幡西区鉄竜1丁目5-2)

    TEL093-645-6691

お早めに、なるべく公共交通機関をご利用くださって

おこしください。

案内状が来てない未入園児さんも、どうぞ遠慮なく

当日、入り口付近の受付においでください。

卒園生の参加するプログラムもあります。

 

 園児は、少しずつ各クラス各学年で、

運動会に向けた活動に力が入って

心を合わせて運動遊びに取り組んできました。

お天気の良い日は、園庭で体操をしたり、

かけっこしたり、競争したり、

踊ったり、応援したりして、

次第に、ルールや約束事を覚えて、

運動遊びを楽しんでいます。

                    

年長組は、その他にも、

PA鼓隊の表現活動や、組体操や、親子踊りもあります

               

年中組も、年少組も 楽しい親子競技があります。

簡単な競技です。全然むつかしくはありません。

その場で直ぐ出来ます。 どうぞ、お楽しみに!

             

なお、子育て支援2歳児のたんぽぽくらぶも

午前中に 特別参加のプログラムがあります。

体操も 踊りも がんばります。

 満3歳児たんぽぽ組と年少組は、一緒に演技します。

                    

 7月11日(日)まで、ここ 20日間は、大変蒸し暑い毎日でしたが、

熱中症や感染症に気をつけて、

ベストコンディションで、

全員元気に運動会に参加出来るように

お祈りしています。

 

 最近は、急に 気温が上昇してきています。

 暑がり屋で、汗をたくさんかく子ども達は、頻回に水分補給が必要です。

園では、随時、お茶を飲ませて水分補給しています。

 水筒を持たせてくださっていますが、

 中味は、一度沸騰した麦茶を冷やしたものが最適です。

 

牛乳やジュースなどは、絶対に入れて持たせないでください。

また凍らせたお茶は、溶けるまで時間がかかりますし、

場合によっては 冷たすぎるものは、幼児には

お腹をこわす原因になることもありますので、好ましくありません。

 幼児用のお茶は、凍らせるのは止めましょう。

 

また、飲み方は、直接口をつけてラッパ飲みではなく、

なるべくコップに注いで、飲むように躾けましょう。

 

衛生上からも 雑菌の繁殖を最小に押さえることが出来ますし、

第一、マナー上も、行儀の悪い「ラッパ飲み」ではなく

必ずコップに注いで飲むように、よいくせをつけてあげましょう。

 

最近は、ペットボトル入りのお茶をそのまま持たせるご家庭もあるようですが、

毎日ですから、値段が高くて 経済的ではありませんね。

おうちでお湯を沸かし、麦茶を作り、流水で冷やしてから冷蔵庫に入れ

適当に冷やしたものを水筒に入れて持たせるようおすすめいたします。

 

なお、ポカリスエットやアクエリアス」などのスポーツ飲料を飲ませる方が

健康のために良いと思って、その類の飲料を飲ませているという方も

以前おられましたが、

乳幼児は、脱水症など特別な状態の時以外は、

そのようなスポーツ飲料の必要はありません。

むしろ場合によっては、良くないときもあるそうです。

 

  以下、少し スポーツ飲料についてお話ししましょう。

  スポーツ飲料は、アルカリ性の飲料水というイメージが強いですが、

実際は体内に入る前は酸性です。

 ヒトの体液に近い組成と浸透圧の生理食塩水(リンゲル液)が、

発汗によって失われた水分を補給するのに効率が良い事は、

旧日本陸軍など様々な研究機関で研究されていました。

  アメリカ合衆国では、そうしたリンゲル液を飲みやすい味に仕上げた

スポーツドリンクとして、ゲータレードが商品化されていました。

当時、社員がメキシコ出張で水にあたり、入院中に受けた点滴薬から

点滴薬を健康飲料として商品化できないかと模索して商品化したのです。

 

 日本では、大塚製薬が、先鞭を付け研究開発しました。

元々、病院などで使用される点滴用のリンゲル液を手がけていたため、

先行商品であるゲータレードがリンゲル液の組成に近い事を すぐに調査し、

判明させていました。

  また長時間の手術を終えて疲労した医師が、水分補給にリンゲル液を

飲用している事実もありました。

そのため、その自社のリンゲル液を元にして開発が進められたのです。

 各種イオン濃度は綿密に調整され、ヒトの体液に極めて近い組成及び浸透圧

になっているので「アイソトニック飲料という用語もここから生まれました。

  また、先行商品であるゲータレードに対抗するために、食味の研究も入念に

行われ、赤穂塩味饅頭をヒントに塩味と甘みの絶妙のバランスを図ったのです。

無果汁と表記されているが、苦味を和らげる為に果汁を使用していることが

知られており、グレープフルーツ等少量の果汁が使用され、原材料には「果汁」と

表記されています。

(グレープフルーツの他の南方系果汁成分については非公開です)。

なお、果汁5%未満であれば無果汁表記と果汁%表記が選択できるため、

違法ではないが、現在はほとんどの製品が果汁%表記を選択するので、

不思議に思われることが多い。(大塚ベバレジの商品『マッチ』でも同様。)

  「味覚感がない」という理由から飲料水パッケージにはほとんど採用されて

なかった青色を、缶デザインに初めて大々的に取り入れる斬新なデザインで

清涼感を強く打ち出し、後のスポーツ飲料のイメージを決定付けました。

 ポカリスエットの「ポカリ」は、明るくさわやかな響きを持つ言葉としてつけたもの

なのだそうで、特別な意味はなくて、「スエット」は文字どおりの「汗」の意味で、

体から目に見えて失われる「汗」を表し、水分やイオンの大切さを

訴えることからつけられたそうです。

 現在は日本や東南アジアをはじめ、多くの国で発売されているようです。

 ただ、アメリカ合衆国(米国)など英語圏の国々では商品名が

「スウェット=汗」(=臭い)を連想させ不快な商品名と指摘されることもある。

つまり「汗」なんかは飲みたくはないと言うことです。

  なお、

 ポカリスエットをはじめとするスポーツドリンクは、注意が必要な時もあるようです。

日常生活やスポーツによる喉の渇き・水分補給に最適化された製品ですが、

 嘔吐や下痢を伴うような病的脱水時に、水やスポーツドリンクを大量飲用すると、

電解質濃度が低いことに起因する低ナトリウム血症から水中毒

引き起こす危険があるので注意を要し、

特に乳幼児の場合その危険性が高いと言われています。

 病的な脱水時には、医師や薬剤師、看護師、管理栄養士の指導の下、

経口補水塩を用いるべきと、いわれています。

 

 余談ですが、俳優の故石原裕次郎さんが1981年に心臓の手術を受けた後、

「喉が渇いている、ポカリスエットが飲みたい。」と筆談でしきりに懇願し、

兄の慎太郎さんが記者たちの前でそのことを口にしたところ、

その日からポカリスエットの売上が急増し、

大塚製薬からはトラック1台分のポカリスエットが病院に届けられ、

兄の家には数ケース分のポカリスエットが届けられたという。

これが縁となってか、大塚製薬は「21世紀の石原裕次郎を探せ!」の

オーディションの冠スポンサーを務めているそうです。 

 沢山汗をかくとき、どうしてスポーツドリンクを飲むのが良いのか?
繰り返しますが、汗をたくさんかくと、汗に含まれる水分・塩分・ミネラル分が
身体の外に流れ出てしまいます。

これを効率よく補強するために、水分・塩分・ミネラル分が
適度に含まれているスポーツドリンクを飲むのが良い、と言われています。

しかし、スポーツドリンクは、実は、糖度が高いため、
家庭内で運動をしていない状態で、水代わりに大量に飲むのは良くない、
という意見もあります。

また、繰り返しますが、乳幼児にとってはスポーツドリンクは適していないので、
乳幼児専用の飲み物を用意したほうがよい、とも言われています。


また、熱中症は水分・塩分・ミネラルが足りないと起こりやすいけれど、
だからといって、

大人でもスポーツドリンクをガブガブ飲むのは、糖分が多いから
特に成人病やメタボを気にする方々には、糖分の摂りすぎにもなる恐れがあり 好ましくないですね。

やはり麦茶が、一番安心して大人も子どもも 愛飲できる水分補給方法ですね。

サア、蒸し暑い夏を元気にすごしましょう。

楽しい運動会で、お会いしましょう!

 ぞうチームもくまチームもがんばりましょう! 

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1 コメント

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運動会がんばれ! (運動大好き派のオヤジ)
2010-07-09 20:10:45
先日の的場池体育館での年長組のリハーサルは、妻が出られなくて、初めての体験で、子どもより父親の私の方がとても興奮して、練習風景を見せていただき、それだけでもすごく感動して思わず跳び上がるほど嬉しくなりました。
あのやんちゃ坊主が、色々と覚えていてスゴイ!
日頃の先生方のご苦労がよくわかりました。
また、家では見せない澄まし顔、自信満々に組み体操したり踊ったりしている姿に、たのもしさも感じました。お礼の気持ちでいっぱいです。
7月11日の本番がとても楽しみです。
ぞうチームもくまチームもがんばってください。
先生方、よろしくお願いします。
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