「旧・東概」のまとめを再開するにあたって、随分と間が空いてしまっているので、簡単に最初からを振り返ってみたい。
「旧・東概」のまとめを行うにあたっての自身の思い・志は、「現在までに説かれている東洋医学の全体像を描きたい。」ということであった。そして、そのためには、鍼灸学校で使われる「東洋医学概論」の教科書のまとめをすることが良いとの思いから、手に入る最も旧い「東洋医学概論」の教科書(「旧・東 . . . 本文を読む
五臓の病について簡単に列挙することで、「2.五臓六腑(蔵象)」の項をおえて、先に進みたい。まずは、「旧・東洋医学概論」(今後、「旧・東洋医学概論」は「旧・東概」、「新・東洋医学概論」は「新・東概」と略することとする。)を概観して、東洋医学概論の全体像を描いていくことが大切であると考える。
「心の病」(心に関わる五行ー神、血脈、顔色、舌、汗)
1.意識的、無意識的活動に不適切・不調和が生じ . . . 本文を読む
「よくわかる黄帝内経の基本としくみ」(以下、「よくわかる黄帝内経」と略す。)から何を学ぶべきか。
端的には二つ。一つは黄帝内経の全体像=東洋医学の原点の全体像であり、もう一つは黄帝内経=東洋医学、如何に学ぶべきかの視点であると思える。
一つめについては、「よくわかる黄帝内経」のまとめとして近いうちに説きたいと思う。
もう一つの、東洋医学如何に学ぶべきかの視点。これにも二つあり、一つは「細 . . . 本文を読む