鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

旧・東概まとめ(8-2)〜生きることの中枢であり神気を蔵する五臓〜 

2015-10-01 23:10:33 | 鍼灸理論・東洋医学
 「2.五臓六腑(蔵象)」では<形の類>の中枢となる五臓について、併せて六腑と奇恒の腑について、その分類、はたらきと、中枢である五臓とそれに対する六腑、末梢の器官の関係について説かれる。(以下『』内、要旨。東洋医学の特殊な言い回しについて、例えば、主る。蔵す。開竅する。等々、の解説は今回は省略した。いずれ解説はしてくつもりである。)  「1)臓腑概説」では(1)臓腑とは(2)臓腑の関係(3)臓腑 . . . 本文を読む

「新・東洋医学概論」について~器官・系統別の是非

2015-10-01 10:01:01 | 鍼灸理論・東洋医学
 「新・東洋医学概論」では五臓六腑(蔵象)が器官・系統別に説かれる。自身の「新・東洋医学概論」に対する違和感の原因わかったとの思いした。  「旧・東洋医学概論」の五臓六腑(蔵象)の項のまとめとコメントのイメージ即ち五臓六腑(蔵象)のイメージが大方固まり、あとは原稿用紙に書くのみというところなので、「新・東洋医学概論」では五臓六腑(蔵象)が、どのように説かれるのかが気になり、以前に「新・東洋医学概 . . . 本文を読む