東洋医学の理論~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

「旧・東概」まとめ(12-1)~病とは陰陽の相克である~

2015-10-20 21:47:59 | 鍼灸理論・東洋医学
「第3章 東洋医学の疾病観」は東洋医学の疾病論。(以下、『』内、要旨) 「前説」 『東洋医学では、病を内界・外界の、自然・社会・精神の、変化が要因となり、小宇宙としての人間の陰陽等の不調和が惹き起こされ、それが病へとつながっていく、成っていく。と捉える。 内界の変化によるものを「内傷」、外界の変化によるものを「外感」。 鍼灸では、すべての病を臓腑経絡系の変動と捉え、経脈内の気血を整えることで . . . 本文を読む
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