「RRR (アール アール アール)」 S.Sラージャマウリ監督 ☓ ☆
あの「バーフバリ」の監督が1920年頃の英国植民地時代のインドを舞台にまたまた壮大なアクション作品を届けてくれました。
横暴な英国人に大切な妹を拉致されたビーム(ラーマ ラオ Jr,)はなんとか救い出そうと英国軍の基地近くの街に潜伏します。一方ラーマ(ラーヌ チャラン)は英国軍に村人を虐殺されたため、「武器を用意する」目的で警察官となり出世を目指します。立場が異なる二人ですがひとりの少年を救ったことから真の目的を明かさないまま親友になります。しかし、時が過ぎ、二人は友情を選ぶかそれぞれの目的を達成させるか選択を迫られるのでした。
「stoRy」「fiRe」「wateR」の「R」がタイトルです。
バックに流れるマハラジャ音楽に載せられ豪快なアクションが次々仕掛けられます。人口が世界一位のインドらしくエキストラも世界一でしょうか、とにかく桁違いです。
ストレス発散には最適な爽快な作品です。(☆)
唯一欲を言えば、ラストのエンディングダンスでは敵役の俳優たちも一緒に楽しくマハラジャダンスを踊ってほしかったです。彼らが憎々しい演技をしてくれたおかげで盛り上がったわけですから、映画が終わればノーサイド、あの残酷なおばさんたちにもニコニコ笑って踊る姿が観たかったです。
タバコは、英国人が葉巻を吸っていました。マイナスイメージでした。