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無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

野のなななのか

2014-05-28 | 2015以前の映画評


「野のなななのか」 大林宣彦監督 ×××××・・・

 大林監督は遺作のつもりで本作を撮ったのか、とにかく「これでもか」と伝えたいことが山盛りで約3時間後「それでいったい何を言いたいの」と頭が混乱してしまいそうです。反戦、樺太で終戦後に起きた悲劇、311後の価値の転換、炭坑の朝鮮人労働者の歴史、舞台となっている芦別の観光案内、その上三角関係やらなにやらといった男と女の恋愛問題、そして死生観・・・詰め込み過ぎです。結局奇妙な音楽隊の姿しか記憶に残らないのではないでしょうか。
 物語は、92歳の老医師(品川徹)が亡くなり、それをきっかけに集まった親戚の会話と謎の元看護師(常磐貴子)を通して、戦争中の三角関係の悲劇的終焉が重なって行き、最終的には仏教的輪廻観が描かれています。それにしてもくどかった。
 タバコは、まれに見るモクモク作品で、まず医師の主人公が若いときも老いても常に喫煙(×××)、笑ってしまうのは戦争末期の樺太で死に損なった後、気がついて最初にすることがタバコに火をつけることでした。そこまでしてタバコを吸うのでしょうか。その上、看護師の孫が喫煙者でひ孫の女子大学生も喫煙します。(×)ひ孫役の山崎紘菜は東宝のシンデレラスターなのですが、デビュー作で喫煙させられるとは全く気の毒です。子役のいる場面での喫煙も多く大変問題です。また、窪塚俊介もタバコを手にしている場面がありました。



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