無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

007 スペクター

2015-12-17 | 2015以前の映画評


「007 スペクター」 サム メンデス監督 英 ◯ ☆
 
 英国の諜報部員ジェームス ボンド(ダニエル クレイグ)が活躍するスパイアクションです。
 今作は冒頭にたくさんの人々で賑わうメキシコシティでの「死者の祭り」の会場での追跡劇、ヘリコプターアクションで始まります。ボンドはローマ、モロッコ、オーストリア、と世界各地を駆け抜け忙しく闘います。相手は世界の情報をコントロールしてテロを起こし、ニセの医薬品で儲け世界を混乱させることを目的とした影の組織「スペクター」。そのボス(クリストフ ワルツ)はなんと親を亡くしたジェームスを我が子のように育てた里親の実の息子、というちょっと日本の浪花節的な展開です。
 誰もが知っている「あの曲」が効果的に使われ、アクションは痛快で飽きさせず、それだけでも満足度は高いのですが、今作は悪役の人間性が描かれストーリーもきちんとしていて、最終的には一応「勧善懲悪」でめでたしめでたしです。でも「続く」で終わっているので、悪役が復活する可能性も大きいですが。次回作も楽しみです。
 タバコは、なし。無煙です。ボンドが行った医院の医師の問診項目に「運動」「アルコール」はあったけれど「タバコ」はありませんでした。日本では事前の問診には必ず喫煙の有無の項目があったと思うのですが。世界の先進医院ではもう「タバコ」の項目はないのでしょうかね。

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