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無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

「DUNE 砂の惑星」 ドゥニ ヴェルヌーヴ監督 米 ○

2021-10-28 | 2021映画評


「DUNE 砂の惑星」 ドゥニ ヴェルヌーヴ監督 米 ○

 フランク ハーバート原作のSF小説を映画化しました。
 西暦1万190年、一つの惑星を一つの領家が支配するシステムになっていました。アレイデス公爵はアラキスと呼ばれる惑星を支配していました。ここは別名砂の惑星と呼ばれていましたが、老化を防ぐ妙薬メランジを採掘できる唯一の惑星でした。メランジを狙って皇帝と陰謀を企むハルコンネン家が公爵の命を奪います。跡継ぎである息子のポール(ティモシー シャラメ)と母親(レベッカ ファーガソン)はなんとか悪の手から逃げ出すのでした。
続きはこの次にね・・・。

 西暦1万年とは言うものの何故か階級社会は中世的で衣装もこの作品の前に見た「最後の決闘裁判」の14世紀と似ていて人間はあまり変わらないものだと妙に納得してしまいました。砂漠の怪獣サンドワームは巨大な蟻地獄の変形型、羽型飛行機は巨大なトンボとありそうな存在でこちらも妙に納得してしまいます。「スターウォーズ」では奇々怪々な宇宙人が賑やかしかったのですがその点はこちらの作品のほうがずっと馴染めそうです。
 ところで、あの砂嵐の砂はまさか本物ではないですよね。本物だとしたら「動物に危害を与えていません。」とは言えませんよね。はったい粉なわけもないか・・・。

 タバコは、なし。無煙です。ただ、メランジという秘薬が闘いを招いているという点が現代のタバコ戦争とも似ています。