かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

2月6日臨時議会報告 ②

2024-02-08 17:36:24 | 鹿角(かづの)
2月6日臨時議会報告の続きですがその前に昨日書き漏らしたことがあります
本会議で委員会報告が行われそれに対する質疑の後に討論、採決となるのですが
質疑は私一人が質問(内容は昨日記載の通り)、討論は反対討論が2名、賛成の討論は無しでした
そして採決で賛成多数(14対2)で趣旨採択・・・なのですが、賛成の意見を誰一人行わないって変な感じですよね
反対だという意見が出されたのに、それに反論無しで「賛成」したら、市民はどういうところで多数の議員は賛成したのか解らないじゃないですか
ここにも市民不在だと言われてもしょうがない現状が見えます

本会議が終了したお昼前に市議会議長へ市民団体から「嘆願書」が提出されました
これも地元新聞やニュースで報道されましたので新聞記事を紹介します



記事見出しが異なるので、記者の捉え方に違いが現れている?のかもしれませんので比べて見るのもよいかな・・・
議長へ提出される2日位前にこの団体の関係者より文面を見せていただく事が出来ましたので
皆さんにもにどんな嘆願内容だったか書き出しましたのでご覧いただければと思います

鹿角市議会に望むこと

鹿角市の第三セクター、かづの観光物産公社の営業収支が11年連続で赤字であったことで問題になっていますが、これまでは、ほとんどの市民は知らないことだと思います。
鹿角市議会では畠山氏解任が問題視されていますが、肝心の経営状況については議論がされているとは思いません。
議会は市長に対し、辞職勧告決議案を提出し可決する、副市長に対しては 問責決議案を提出するありさまです。このことは市民目線から見れぱ、改革をしようとする市長を妨害しているとしかみえません。
手続きや、やり方に対しての水掛け論だけではなく長年赤字であること、放置されていたことを、市議会議員は重く受け止め、市長と協力して、かづの観光物産公社の経営のしくみが根本的に改善されるような議論と行動をして頂くようにと望みます。
また議会での一部議員の質疑が、市長の人格を否定するような、パワハラ的で品格に欠けるもののように感じます。一市民として恥ずかしく思います。市議会議員は市民から選ばれた代表であることを自覚して、人として手本になれるような行動をとっていただきたい。
鹿角市には世界に誇る遺産が4つもあります。それに恥じない、世界に誇れ る市議会であることを望みます。

署名者の名簿を添え提出します。

私たち議員には「共有」という事でタブレット端末で嘆願書と新聞記事が閲覧できるようになっていますが、多分それだけで終わると思われます
今回144名(女性だけ?)もの署名を添えての提出だというのに、ルールにより物産公社社長の請願書とは同じ扱いとはならないのが残念ですね
それにしても署名総数が300を超えているとの事には驚きで、市民の関心の高さの現れでしょう
新聞記事の最後の方にこの議会への嘆願書に対する議長の発言が載っていますので、是非とも一読して「うなずける」か否かを考えるのもよいのでは・・・・

さて、今臨時議会を招集した一番の理由である国からの物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を使っての
電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業を行う補正予算案は可決されましたので
対象となる住民税均等割りのみ課税世帯へは一世帯10万円、非課税世帯と均等割り課税世帯で18歳未満の子供がいる場合は子ども一人当たり5万円が支給されます
ただ、支給時期については得意の「準備が整い次第」ですので、具体的には2月20日の常任委員会で明らかになると思いまから対象となっている方は少しお待ちください

以上で臨時議会の報告は終わりです
3月定例議会は2月29日召集予定です