軽井沢ル・ボン・ヴィボン

ミニャルディーズ

軽井沢は道行く車も少な目で
一年で一番静かな日々を迎えました。

今は自由に使える時間があるので
ひたすら世界地図を眺め、旅情報を集め、行き先を絞っています。
やっぱり素晴らしいですよね、世界旅行。

もちろん、お仕事も大好きなので
今日はミニャルディーズ(小菓子)のご紹介をします。
いつもお越しになっているお客様はお気づきかと思いますが
器(容れもの?)が変わりました。

小菓子は以前から様々な物をご用意しているのですが
今日の内容は
上段・ベルガモットのギモーブ、信州産プラムのパート・ド・フリュイ
下段・コニャックのトリュフチョコレート、ホワイトチョコのヴィエノワ
もちろん僕が作ります。

下段のクッションに小豆を使っているのですが
意外と「これ何?」という質問が多く寄せられます。
それもまたコミュニケーションが生まれて楽しいひと時です。

ミニャルディーズはコーヒー紅茶系の食後のお飲み物にお付けしております。
Le Bon Vivant 軽井沢では
コーヒー、紅茶、食後酒などのお飲み物はコースに入れておりませんが
お召し上がりになる際にはミニャルディーズと共に
しっかりとお楽しみいただける体制を構築しております。

ヨーロッパでお食事をすると
コーヒーはデザートから一周回ってその後で提供されるので
少なく見積もっても15分程度は待ちます。
本格的なレストランではお茶の提供には時間がかかるのです。

日本では一般的に
デザートとお茶を同時に楽しみたいというニーズがあるのも承知していますが
喫茶店やスイーツ専門店とは体制が違うので
同時提供は中々難しいものだと思います。

彼我の違いはあれど
最後までゆっくりと楽しめるように
レストランは様々な工夫を凝らしています。

是非ご堪能くださいませ。

話は変わり
軽井沢追分にあるドメイヌ・ドゥ・ミクニが昨年いっぱいで閉店した事を
ご存じの方も多いかと思います。

先日、離山通りの「シェ草間」の草間シェフが主催された
ドメイヌ・ドゥ・ミクニの送別会に参加させていただきました。
軽井沢のフレンチ・レストランは以前から繋がりが強く
(これも草間シェフのご尽力の賜物ですが)
良い関係を保っていましたので
惜別の気持ちを込めてここに記したいと思います。

軽井沢から一つ、フレンチの名店がなくなる事には寂しさを感じますが
携わった皆様はそれぞれ別の道を進まれるという事でしたので
その後のご発展を見守り、応援させていただきたいと思います。

また、会に参加された諸先輩方から貴重なお話や
参考になるアドバイスをお聞きする事が出来て
私にとって、とても有意義な時間となりました。
皆様本当にありがとうございました。

これで「軽井沢の2022年」が終わったと実感しました。
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