軽井沢ル・ボン・ヴィボン

夏に向けて

おひさしぶりです、こんにちは、シェフの梅田です。
梅雨に入りましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

湿度が高い時期は
薄く焼いたチュイルなどはあっという間にシナシナになりますから
食材の状態維持については
いつもよりさらに細やかな配慮が必要になります。
(やっぱり湿度が高いのは苦手だなぁ・・)

夏に向けて課題の多い日々が続き
ブログの更新も随分と開いてしまいましたが
僕自身は黙々と仕事をしております
(それが一番大事)

ご予約について、一つだけ皆様にお願いをしたいと思います。
「平日の暇そうなな日でも、前日までにご予約のお電話をお願い致します」
(以前と比べて格段に仕事量が多くなり、当日では間に合わなくなりました)

話は変わって
このところ食品の値上げの話題で持ちきりですが
僕が心配しているのは
ここにきて多くの輸入食材がストップしている事です。
高くても商品があるなら買う事はできるけど
商品がなければ手に入れようがない。

現代のレストラン業界は「地産地消」や「ローカライズ」が注目され
身近な食材をどう活かすかが試されていますが
我々の場合、元が外国料理である以上
地産地消が行き過ぎると「代用食材で模倣した料理」にもなりかねず
そのさじ加減は難しいところでもあります。
だからやっぱり「本場の物」というのは大切です。

地球人口が爆発的に増えて
いつか食糧難がやってくるのではないかという不安は
誰しもにあると思います。僕も危機感を持っています。

その困難と、現在の国際的な食料調達の混乱は
別の問題から発生していますが
いずれ根っこで繋がってくる可能性もありそうですね。
急激に進行しない事を祈るばかりです。

重たい話になってしまいましたが
とりあえず今「フォアグラがありません」以上です。。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「お店のこと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事