Sempre Attacco

JBCF JapanProTour 現:eNShare Racing Teamアテンダントのちゃりんこ日記

1000m独走についての考察

2020年09月10日 | トレーニング
1000mタイムトライアル
世界記録 56.303
日本記録 1:00.017
日本ジュニア記録 1:03.253

仮に、1:00ならave60k/h
これはフライングスタートでのアベレージスピードだ。
ロードレーサーでも60k/hで1分我慢していけば、出せる数字である。
但し、あくまでもフライングスタートなので、状況は全く異なる。
要素としては、それぞれの場面で全く異なる能力が必要だ。
ゼロ発進からのスタートダッシュ、終盤のスピード維持力が代表的な相反する能力だと理解する。
トレーニングアプローチは全く異なるし、各能力をどのようにバランスさせるか、成立させるかがカギとなる。
もちろん選手の個性もあるだろうし、最大限発揮できる能力も異なるだろう。
ゼロ発進からのスタートダッシュなら10秒もがき
終盤のスピード維持力なら70秒もがき
その中間領域を埋める、若しくは橋渡しするものとしては30秒もがきだろうか。

短時間の巡航速度をトップスピードの80%程度と仮定して(実際は70-80%程度と推定)、
1000独走をシュミレーションしてみる。
1)1:00→ave60k/h トップスピード60/0.8=75k/h 
2)1:10→ave約51.5k/h トップスピード51.5/0.8=約64.5k/h
3)1:12→ave50k/h トップスピード50/0.8=62.5k/h
4)1:15→ave48k/h トップスピード48/0.8=60k/h となってきて、恐らく秒数に応じて、スピードの開きもあると考える。

トップスピードの夫々のベースで2-3k/hの違いは実は大きいが、実直にトレーニングを重ねれば乗り越えられない領域でもないと思う。

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