体幹とアライメントの重要性

自転車の推進力を純粋に考える上で、体幹とアライメントは重要だ。
素人考えでは、自転車早くなるのは単なる脚力でしょ！と言われる事が殆ど。
なるほど、表面上はそうかもしれないが、実際脚力は広義の意味では最終的な局面だろう。
例えば、車を人の体として考えた場合、歪んでいるホイールや、固定されていないエンジン、芯の出ていないクランクシャフト、デフ（そんな車なんて先ず車検には合格しないが・・・）に乗って、快適に走るのか？
答は自ずと分かるでしょう。

エンジンはきちんと固定する。（体幹、ハンドルの握り、ポジション）
芯をきちんと出す。（体の動作、力のベクトル）
歪んでいるホイールを直す。（無駄の無い効率的なペダリング）
エンジンの回転数を上げる。（ペダリングケイデンス）
エンジンの出力（脚力）を上げる行為は一番最後。

逆のアプローチは有り得ない。（皆が勘違いしている。）