勤続20年に際しての、次の目標

来週月曜日には勤続20年表彰が会社で実施されるようだ。
20年か・・・。それにしてもそんなになるか。
しかし、今の自分の置かれた状況には全く満足していない。
そもそも会社の事業(自分の所属している事業部)は、商品ライフサイクルが終わっており、将来性の有る事業とは到底思えない。
理由は、ここ10年近く若手の満足な採用が無い。コストダウンについて、製造方法だけでなく徹底的な人件費削減(やる手が無いので寧ろ人員削減に重きを置いた)を実施しており、我々の世代以降の人間が殆ど居ない。また、社長直轄組織であり、他経営取締役の当事業部管理の成り手が居ない点からもうなづける。
最近、特に思うのが、定年までにこの事業を続けられないだろうと言う事が見えてきた点。
年金問題、再雇用問題、他企業へのスカウト等、労働生産人口が減り、高齢者が増える(正確には2050年で人口8800万人まで減少。老人人口は今のまま。要するに高齢者割合が増える。労働生産人口は半分に減る。世界的なグローバル化が今以上に進行し、付加価値の低い物は全て海外調達になっていく。生産価値の低い人間は淘汰される。高齢者保護の為の若年層負担が今の2倍以上に増える世界。)状況で、自分の道は自分で切り開くしかない。

会社の同期で月曜日に大阪で懇親会をやるようであるが、小生東北の遠隔地に居る状況で参加できないので、メールで近況報告と30年へ向けての目標を宣言。
端的に言うと起業ですね。
とある社長にアドバイスを受けて、直ぐに会社辞めて起業すると言う訳でなく、スキルを磨いて会社を立ち上げて、その自分の色を段々とそちらの色に変えていくという手段を実行していきます。
好きな事を一生懸命行って飯が喰えればそれで良いと思う。