星に願いを・・

今日は、二十四節気の一つ「小暑(しょうしょ)」。
旧暦6月未の月の正節(7月7日頃)およびこの日から大暑までの期間で、
この頃から暑さは厳しくなっていき、日脚は徐々に詰っていきます。
また、蝉が鳴き始めるのもこの頃です。

そして「七夕(たなばた)」。
旧暦7月7日の星祭り。
現在は新暦の7月7日や月遅れの8月7日に行う所もあります。
織女星(こと座のベガ)と牽牛星(わし座のアルタイル)を主人公とする中国の星の伝説に由来する年中行事。

伝統的な日本の七夕の行事には、
季節の節目にあたって悪霊や疫病を払い、水で身を清める思想や、
当日の降雨の有無でその年の作柄の豊凶をうらなう占う民俗、
祖霊を迎える盆(盂蘭盆)の信仰などが混じりあっていた。
長野県の松本地方では七夕人形を軒につるし、これに移した厄を風に払ってもらうという。
出雲地方ではこの日、ネムの葉と豆の葉を一束にして川に流し
「ネム(眠気)は流れよ、マメ(健康)の葉は止まれ」と唱える。
7月7日は、祖先の霊を迎える準備をし、墓掃除や仏壇を洗い清める七日盆(なぬかぼん)の日でもある。

現在も、子供や女性が技芸や学問の願い事を五色の短冊に書き、笹竹にかざる風習が各地にみられる。
仙台市の七夕祭は東北三大祭りの一つとして有名だが、
これが現在のように豪華になったのは第2次世界大戦以後です。

今現在、お天気レーダーを見れば中国地方に、やや活発な雨雲が見られますが・・、
皆さまのところでは「織り姫」さまと「彦星」さんの『天空の出逢い』はいかがでしょうか?
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