ヒスバナアラカルト

香西善行の雑記ドコロ
諸々の感想には具体的内容も含んでいますので、お気をつけくださいね。

光陰矢の如し

2011-09-07 04:30:40 | 日記ニ非ズ

 ただ今、午前四時半。

 ついこの間はこの時間だと空も明るかったが、今は真っ暗。虫の音も響いている。半袖・短パンで居るが窓を開けていると寒いくらい。つまり、すっかり秋だ。

 先日まで真っ只だったはずの夏がすっぽりと抜けている。いや、思い出そうとすると春も、冬も、その前の秋も、その前の夏もよく思い出せない。

 記憶装置の欠陥か?

 気が付けば三十路もとうに過ぎていた。老いというほどの事じゃないかもしれないが白髪が増えた。頭髪だけではない、「えっ!こんなところにも?」みたいな辺境の毛にまで白いのを発見したときは笑ってしまった。

 まあ、毛の話なんかはどうでもいいのだが、時間、季節、年季が過ぎるのがいよいよ早く感じるようになってきている。油断するとあっという間に棺桶の隙間から坊主が木魚を叩いてる姿を眺めることになりそうだ。それではもったいない。貧乏性の私はもっと一日一日を味わいながら、踏みしめながら生きていきたいのだ。

 一日の時間は決まっている。のんびりしようが、忙殺されようが、追われようが、逃げようがそこは変わらない。うまくだとか、有効にとか考えたところで大した違いも生まれないだろう。無駄も含め積み重ねればいい。

 こんな中身のないことを書いている間に夜が明けてきた。ここで一発、朝焼けの写真でも添付すればちょっとはブログも締まるのだが、あいにくの曇天だ。そんな日もある。毎日が晴れ天気なわけじゃない。

 夜が明けて日が暮れて、楽しく毎日に明け暮れる。



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