むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

イラクとの距離

2008年11月20日 03時19分09秒 | Weblog
ここ数日、永田町に通って話を聞いた。
イラクやアフガンで罪のない子どもが亡くなるのは、決して日本と無縁ではない……。
ある議員からの話で、その思いをあらたにした。

イラク戦争もアフガン空爆も、実は在日米軍基地から飛び立った部隊がかかわっている。
政府も事実上、認めている。
そうした部隊がクラスター爆弾や劣化ウラン弾をばらまき、長期にわたり市民に被害を及ぼしている。

ベトナム戦争時には、沖縄が戦争の拠点になっていることに、若者が怒りの声を上げて大きなうねりになった。
けれど、全く同じことが起きている今、大きなニュースにならない。

数年前、熾烈な戦闘で多数の犠牲者が出たイラク・ファルージャの戦闘でも、在日米軍から出た部隊が「活躍」していた。
沖縄のメディアは強く非難したが、全国紙の反応は鈍かった。
大阪勤務時代、なんとか紙面化できないかとあれこれ知恵を絞ったけれど、結局、断念した。限界も感じた。

冷静に考えてもやっぱりおかしい。
全く理由のない遠い国の殺戮に、たとえ間接的であっても私たちは関与している。
毎日、多くの命が消えていくイラクとの距離は約8000㌔。
けれど、沖縄の向こうにあるイラクは、実はそれほど遠くないんじゃないか。

  ×   ×

沖縄に2紙ある地元紙の視線は、虫の目だ。
久々にHPを見たら、こんな記事を抜かれていた。

◆沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-17-M_1-002-1_005.html