むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

1本の鉛筆

2008年11月30日 11時55分13秒 | Weblog
朝起きると、突き抜けるような青空!

今日で、とうとう「不惑」まであと1年になってしまった。
10代の10年、20代の10年、そして30代……。
「10年周期」はどんどん加速するばかりだけど、同じ10年でどれだけ自分が成長したのかは……???


今朝の毎日新聞朝刊の1面と社会面に、バングラデシュの同い年の男性が取り上げられている。
バングラ独立前の苦難を超え、母子寮での生活を経て、力強く生き抜いてきた。
貴重な「1本の鉛筆」を握り、希望を紡いできた姿がまぶしい。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081130ddm001040084000c.html

自分にとっての「1本の鉛筆」って何だろうか。
最近、大事なものをどんどん忘れていく気がする。

「平等」に与えられる今日からの365日。
もうちょっと胸を張れる1年にしたい。

  ×   ×

昨晩は、同い年ばかりの学生時代の友人5人と久々に合流。
調子に乗って、紹興酒を飲み過ぎた……。
40年近く経つと、みんないろいろ抱えているけれど、ふんばっている。
いろいろ笑い飛ばしてスッキリ。

本当の強さ

2008年11月30日 00時48分09秒 | Weblog
週末の皇居周辺は朝からランナーでいっぱい。
最近は、走って「ビジョ(美女)ガー」を目指す女性も多いらしい。

久々~に大学時代の先輩と、皇居の周回を1時間ほどジョグ。
たまった仕事とつまらん悩みの蓄積で狭くなった視界が一気に広がった。
うす曇りの日には寂しく見える紅葉も、透き通った青空の下では、生き生きとエネルギーに満ちて色づいているのに気づく。
目と鼻と体全体から、栄養を注入した感じ!


ただ、途中からつい気持ちがよくなり、自然とペースがアップ。終盤につぶれてしまい、ヘロヘロになりながらゴール……。

高校時代、あこがれだった先輩ランナーが繰り返し言っていた。
「本当に強いやつは、どこまでもゆっくり走れる」
先輩は、東京都記録を持つ「公立高の星」のようなスピードランナーだった。

そんな「逆説」のようなことが当時はわからなかったけど、最近、ようやくその意味がよくわかる気がする。
ゆっくり、長く……。
自分の力、調子を熟知してじっくりコツコツと走り続けられる。
そんな人こそ、大事な時に切れ味あるスパートを見せつけられる。
走りでも仕事でも一緒なんだろう。

高校、大学時代もそんな走りが苦手だった。
今はさらに程遠いけれど、ほんの少しでも「本当の強さ」に近づきたい。