むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

笑い飛ばす

2012年03月08日 07時22分50秒 | Weblog
昨晩は久々に長時間、バカ笑いをした。

経済制裁、さまざまな締めつけ……。
もともと独特?の商習慣やプライドの高い国民性やらで、仕事でつきあうのは本当に難しい国(プライベートは全く別)。さらに何重もの「障害」が加わる。


今、イランで働く日本人のストレスは、半端じゃないようだ。
なかなか離れた母国には伝わらない、との思いも共通している。
だから、時折集まり、ネタにして大勢で笑い飛ばすしかないのだ。

以前はそんな「弱さ」が嫌いだったけど、考え方が変わった。
笑い飛ばして、さっさと次に進もう……と。




ペルシア語で気にいった言い回しがある。
「ベレシュコン!」

簡単に言えば「そんなの放っておけよ」
「問題ないよ」「どうでもいいさ」などほかの言い回しはいろいろあるが、これがイラン社会で生き抜く一番のヒントになる言葉のような気がする。
時に無責任で腹が立つことはあるが、イラン人の何でも「笑い飛ばす」明るさは何ともうらやましいのだ。

制裁が今後も厳しくなり、戦争前夜になっても、たぶん笑っているんだろう。
やわな日本人にはない強さだ。(全面的には認めたくないけど……笑)


もうすぐ春到来。
イランはあと10日ほどで正月(ノウルーズ)を迎える。

休むの大好きなイラン人は、(いつも働かない人でも)今だけは一生懸命働いて忙しそうにしている。
暗くなりつつあるイラン社会を笑い飛ばすために……。




「過酷」を笑い飛ばす若者から、メールが来た。

半年前にテヘランで出会った長野県出身の小口良平さん。
トルコから東欧を自転車で回り、マイナス30度の過酷な世界でキャンプを続け、死にかけながら、イスタンブールに戻ってきたそうだ。
これから中東、アフリカの旅が始まる。

■ブログ「地球一蹴」
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