むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

自由って……

2010年03月31日 22時52分03秒 | Weblog
手ごろな値段の美味~い寿司。
5枚で1000円!で1週間も借りられるDVD。
ネットの速度も速いし、制限も何もない。
写真を撮るにも周りをキョロキョロしなくていい。
デフレが進み景気が悪くても、桜の花びらは色あせない。



イランの新年休みを利用して一時帰国。
普段味わえない自由を満喫し、充電させてもらっている。




けれど、自由は時に暴走する。
「表現の自由」は尊い概念だと思うけれど……。
■CNN
http://edition.cnn.com/video/#/video/tech/2010/03/30/ctw.lah.japan.video.game.rape.cnn

こんなDVDを持っていたら、イランでは極刑もかもしれない。
「イランのような国と一緒にするな!」という声が聞こえてきそうだけれど、日本は表現の自由を高度に守る「人権国家」の一方で、イラン同様死刑を存続している。

遊び心

2010年03月27日 06時17分46秒 | Weblog
最年少の先生に出会った。
3歳の女の子、ラナちゃん。

お父さんは日本語が超うまいイラン人、お母さんはペルシア語も話す日本人。
ラナちゃんは、外で駆けずり回りながら、相手によって日本語とペルシア語を瞬時に使い分ける。


「『ベビン!』っていうのは、見て、て意味でしょ」
一緒に遊んでいて、少し僕のペルシア語がモタモタしていると、きちんと教えてくれる。
ペルシア語は活用がややこしいけれど、その違いもすらすら~。




イラン人男性と日本人女性の夫婦がイランにはたくさんいる。
当然ながら、その子供たちは2つの文化、言語の間で育つ。
家庭によって片方だけになってしまうこともあるようだけれど、両立している子もたくさんいる。

ペルシア語と日本語は言語としての隔たりが大きいため、両方を習得した人は、第3、第4の言語がスムーズにできるようになるとか……。




ラナちゃんにはお姉さんもいて、これまた言語の天才。
2人の吸収力の高さは、単純なようだけれど、とにかくよく遊ぶことにあるようだ。
20年前に来日して日本に溶け込み、完璧な日本語を習得してしまったお父さんもエネルギーにあふれ、よく遊ぶ人だ。


遊び心は、力の源泉。

イランには先生がたくさんいる。

世界の半分!

2010年03月24日 04時19分57秒 | Weblog


16世紀、サファヴィー朝の都があったイラン中部のイスファハン。
その美しさ、豊かさは「世界の半分」とうたわれたそうだ。

イラン独特の大げさな表現だよなあ……と思っていた。
けれど、想像以上の美しさに、頭をかち割れた。
トンボ帰りで軽~い気持ちで訪れた古都。
息をのむ、というのはこのことだと思った。



雲ひとつない青空が広がる中、新年休みでイラン中から人が集まる。
きらびやかな光で満ちている。




イスファハンを訪れ、イランの誇りをあらためて痛感した気がする。
国際政治の力学だけで、歴史の浅い米国などに頭ごなしに非難されれば、文句もいいたくなるだろう。

イランという国は、モスクの青のように深く、謎めいている。
単純な理解をしようとする相手を拒むかのようだ。



テヘラン同様、ここにも外国人観光客はめったにいない。
「世界的な損失」だと思う。


治安もいいし、熱いホスピタリティもある。
おみやげの種類と美しさは世界一だろう。





あぁ、もったいない、本当にもったいない……。
1人でも多くの人に、ニュースで伝わる真っ黒なイメージを消してほしい。

イランの歴史と美が詰まったイスファハン。
「食わず嫌い」は一生の損だ。

こころざし

2010年03月22日 15時11分06秒 | Weblog
2日遅れてしまったけれど、イラク開戦からもう7年。


毎年、この時期にイラク北部で取材を続けている日本人もいる。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201003210033.html


今振り返っても恐ろしい「自己責任論」。
日本で騒ぎになっているころ、クウェートにいたので何が何だかわからなかった。
騒ぎになった人たちは、それでも志を貫いている。
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-720536-7&mode=1&jya_flg=3



しんどくても「内野」で頑張っている人は尊いと思う。
そんな人たちと少しでもつながっていたい。
完全な「外野」にはなりたくない……。

黒サンタの正体

2010年03月22日 02時21分04秒 | Weblog
黒いサンタさん、大変失礼しました。

鎌倉在住のペルシア語の先生からメールで注意あり。
れっきとした伝統ある「アムー・ノールーズ(新年おじさん)」でした。

サンタクロースよりもよっぽど歴史が長く、春と生命、音楽の象徴らしい。
これから敬いますので、よろしくお願いします。



  ×    ×


とうとう空けてしまった。
なんとなく、やけ○。

娯楽の少ないイランは、やはり単身赴任は上級者向け。
おまけにネット状態は悪くなり、スカイプも不通。
はぁ。嫌がらせとしか思えない。

衛星放送の映画が英語でもう少しわかればなあ……。
いろんな悔しさを感じる。



いろんなブログをのぞく。
それでも、世界中で一人で地道に頑張っている人はたくさんいる。

明日になれば気分は変わるだろう。
寝てから、考え直そう。

謎の……

2010年03月21日 14時35分43秒 | Weblog
「サーレ・ノー・ムバラキ!」
(新年おめでとう)

イランは今日から1389年。
正確に言うと、太陽が黄道を通過した昨日午後9時2分30秒から。




イラン人はみんな家族で過ごすため、日本人の独り者仲間とテヘラン北部の中心街タジュリーシュへ。

なぜか、道路わきに人だかり。
よく見ると、顔を黒く塗ったサンタのような彫像がポツポツと立っていて、みんな喜んで写真を撮っている。
黒人サンタ? う~ん、謎だ。




イランの新年の家庭では、貨幣やニンニクや草など、頭文字にSがつく7つの縁起物(ハフト・シーン)や金魚を飾るなど、いろいろ風習がある。
ファッションや文化の欧米化は進んでいても、昔の伝統はがっちり守る。
なんだか、少し前の日本のようだ。


  ×   ×


サンタ?を見ながら、新年はイランにもっと明るいニュースが訪れればと願う。

けれど、現実には景気のいい話は全くない。
タクシーの運転手らと話しても、期待する声はまずない。
一方で、20年ほど前に激増したイラン人の「成功談」から、再び日本での出稼ぎを夢見る人たちが増えている。

現在はイラン人の入国は難しい上、「日本での夢物語はもう存在しないよ」と繰り返さなければいけないのが何ともつらい。

甘い年末

2010年03月20日 02時44分11秒 | Weblog
最近、日ごろの買い物は近所のおっさんの雑貨店でほとんど済ませていた。
けれど、たまにはワクワク感がほしい。
で、テヘラン市西部にある噂の巨大ショッピングセンター「ハイパースター」へ初めて行った。



おお~でかい、でかい!!
日本の郊外にあるイオンみたいな感じ(残念ながら写真禁止)。
店内は、年末の買いだしの家族や友人連れでごった返している。

パソコン、液晶テレビ、宝石、輸入食品……と何から何まで。
結局、たいした買い物はしなかったけれど、久々に消費欲をかきたてられた。




フードコートに向かい、デザートの店をウロウロ。

ショーケースをのぞいていると、女性店員が「ヘイリー、ホシュマゼ!(とても、おいしい)」とニコリ。
何やらわからないまま、つい買ってしまった。
ピスタチオ入りのバナナ風味のようなビッグサイズのアイス、2万リヤル(200円)也。



椅子に座ると、そこら中でいい歳したおっさんたちが、パフェやアイスのようなものを真剣な顔をしてペロペロ……。

最近のストレス解消は、もっぱら甘いもんと睡眠(ふて寝?)だ。
イランに来て思った。日本にいたころはなぜ食べなかったんだろう。
無意識に「男らしくない」イメージにしばられていたんだろうか……。





明日は大みそか。

取材相手もつかまらず、政治の動きも止まった。
新年休みを前に、イラン在住日本人も続々と帰国している。
さすがにイラン人友達からも声がかからない。


日本の年末年始は全く関係ないので感じなかったのに、こちらの年末を迎えて、あらためて単身を実感……。
ダメだ。また、甘いもんに逃げそうだ(笑)

あと2日

2010年03月19日 03時21分21秒 | Weblog
一昨日の夜はイランの伝統行事「チャハル・シャンベ・スーリー」
市内のあちこちで、花火や爆竹を鳴らし、夜通し騒ぐ年末のお祭りで、うるさかった。


近くの雑貨店で油を売っていると、爆竹がパンパン鳴る店の前を幼児がウロチョロしてる。
心配で抱きかかえてきても、「ナー(いいの!)」とかぐずってすぐにまた面白がって戻ってしまう。
父親のおっさんは遠くで笑っている。

「おいおい、やけどするか難聴になるぞ」と言いたくなったが、日ごろの不満を発散させる意味もあり、若者の路上のバカ騒ぎにもみんな寛容だ。




今年(1388年)もあと2日。

明日こそ、仕事場の大掃除をしよう。
年末の大掃除のことを「ハーネ(家)・テクニ(揺らす)」という。
なんだか、たくさん埃が出てきそうだ。

ペルシア語は成り立ちが面白い。


新聞は「ルーズ(日々)・ナーメ(手紙)」という。
納得する手紙が書けただろうか……。
反省もあるけど、ま、来年、仕切り直そう。


KANPEI

2010年03月17日 04時22分30秒 | Weblog
間寛平さんがとうとうテヘランに到着。
有名なアザディ広場に集まった日本人を前に、ゴールテープを切り「メルシー、メルシー~!!!」


寛平さんはコミュニケーションの天才だ。
単に一発ギャグを言うだけではない。
ものすごい人に気をつかい、人と人をつなぐことを一生懸命に考えている。

集まった日本人を前にこう繰り返していた。
「テヘランで頑張っている日本人の皆さん。イランの人に仲良くしてもらわないとね。イラン・フーベ。イラン・フーベ!(イランいいとこ)」



寛平さんは世界中いろんなところで歓迎を受けている。
その理由は、視線の低さ、しなやかさによる「とけこむ力」だと思った。

口で言うのは簡単だけれど、難しい。
海外に出ると、日本人ってどうしても群れがちだ。
イランでも職場のイラン人とは雇用関係だけで、利害のない友達を持っている人はなんだか少ない感じ。
望まないでやって来た人もいるだろうし、仕事以外でイランとのつながりをあまり求めない生き方もある。
けれど、せっかく来たんだし、なんだかもったいない。



先日、日本に11年滞在し、日本の一線級でサッカーをやっていたイラン人に会ってきた。
妻は日本人で、日本語は超一流。性格も抜群にいい。
東京ではずっと日本人の友達ばかりとつきあっていたとか。
イランには、コミュニケーションの天才が結構いる。




「もっと殻を破らないと。もったいない」
寛平さんは、多くの日本人にそう語りかけたかったのだと思った。

夜、日本人の子供たちにも繰り返していた。
「いいか、勉強はせんでいいから、(私のギャグの)パンプキ~ンを覚えなさい!」


冗談の中に、世界を結ぶヒントが込められていると感じた。


  ×   ×
  

決めた。
地元にとことんへばりついた記者を目指そうと……。

そこから何が見えるか。
仕事の結果につながるかどうかは二の次でいい(怒られるか?)

筋肉痛

2010年03月16日 16時17分08秒 | Weblog
しばらくブログという気分じゃなかった。

でも、どんなしょうもないことでも大事なのは継続だな。
気を取り直して再開。


イランではうまく行かないこと、イラ立つことも多々あるけれど、その何倍も優しさをもらう。
世界中で蔓延する「イラン人像」は完全なフィクションだ。




ひどい筋肉痛(ようやく完治!)になり気がついた。
ろくに練習しないで、坂道をスピード出して走るのは無謀だった。

仕事でも同じことが言えるんだろう。きっと。
ここは平地(普通の国)じゃない。
あわてても、筋肉痛で苦しむだけ。


  ×   ×


あと5日で1388年も終わり。
誰もが浮かれている。

普段から挨拶だらけの人間関係に、年末の挨拶も加わる。
「サーレ・フービー、ダーシュテバーシード!」(あなたも、よいお年を)

元気のもと

2010年03月12日 21時28分30秒 | Weblog
イランは木曜日は半日休みで、金曜日はお休み。
政治の動きもないし、なんとなくダラダラしてしまう。



そんな時、シャキっとさせてくれる子供たちが近くの商店街にいる。
店が立ち並ぶ坂を上から下まで駆けまわり、偉大な詩人ハーフェズの詩の占いを売り歩く小学校低学年の3人組。

「買ってよ!2000リヤル(20円)」
顔見知りになり、いつもモジモジしながら占いの束を手に寄って来る。
毎回だとキリがないので、時々気が向いた時だけ買う。




休みの今日もいたいた……。

「ハステナバシ(おつかれさま)!仕事の調子はどうだ?」
と聞くと、また今日もモジモジ……。
でも、悲壮感はゼロ。
間違いなく一生懸命生きている笑顔だ。
単純な僕はそんなんで、少し元気になる。

2万リヤル札(200円)を出すと、お釣りは全部で4000リヤル(40円)しかない。
おいおい、まだそれしか売れてないんか……。
結局、近くの商店で金をくずしてから、2000リヤル(20円)を渡した。




そんな子供たちの横を、カーステレオをガンガン鳴らし、叫びながら若者たちが高い日本車で走り去って行った。

どんな国でもいるんだよなあ。
親の資産にかじりついていつまでも調子こいてるバカ息子たちが。
イランで普通に仕事をしてどうやったら、そんな車が買えるのか?
顔にははっきりと「バカ」と書いてあった。
この国の格差も深刻だ。




帰り道、近くのおやじにハーフェズ占いを読んでもらった。
中身はちんぷんかんぷん。
まあ、だいたいいいことらしい。
新年に期待。


金魚の輝き

2010年03月12日 04時47分15秒 | Weblog
年末のスーパーマーケットは、買い出しに来た家族連れでいっぱい。

スーパーの手前では、なんと少年が金魚を売っていた。
新年には、健康の象徴である金魚を飼うのが習慣らしい。

イランは、ちょっとしたことでも形にこだわり、美を追求する。
金魚を入れるガラスもなんだかキラキラと輝いていて、おしゃれだ。
これで、50000リヤル(500円)。

新年に向けて、口をパクパク!!
なんだか欲しくなったけれど、持ち運べないので断念。


  ×   ×


夜、イラン人の友人にふと誘われ、雪山のふもとまで車で行くと、これまた人だかり。
大学生くらいの若い女性たちがあちこちで夜景を見ながら、でかい声でバカ笑いしている。
年末が近づき、総じて楽しそうだ。


ニュースだけ見ていると、イランは国際的に孤立を深め、あとは制裁か爆撃を待つばかりという感じ。
けれど、現実の街の光景は、新年が近づき日に日に明るくなっていく。

ものの値段

2010年03月11日 15時57分08秒 | Weblog
「足、痛い、ここ! 私、毎日(ではないけれど)走ってる……」

街中の薬局に入り、単語をつなげ身ぶり手ぶりでようやく買えた。

筋肉痛の塗り薬。
これが意外に結構、効いてきた!

驚いたのはその安さだ。
太いチューブに入って5000リヤル(50円)




ものの値段は、その社会の価値観を反映する。

イランでは急速なインフレが進み、住宅の家賃は、ちょっとしたこぎれいな部屋で月10万円以上する。
大きめのハンバーガーは300円、卵は1個25円くらい。
給与水準は全く違うのに、なんだか物価はそれほど変わらないと感じることも。

けれど、命にかかわる大事なところは守られている感じだ。
2~3人分はあるでっかい焼きたてパンは、10~20円くらい。
肉は高いけれど、野菜は100円分もあれば山ほど買える。
薬は全般的に安く、国立大学の学費はただに近いらしい。




ひるがえって日本は……。
デフレが進み、100円ショップでは物があふれるけれど、よく見れば不要な雑貨が大半を占める。
医療費や薬は嫌になるほど高い。最近身をもって感じた。
国立大学の学費は高くなるばかりで、そこにたどりつくまでの教育費の高さには首をかしげてしまう。




日本とイラン。
数値で比べれば経済力の差は明らかだ。
けれど、イラン人はそれほど不安を抱えて生きていないように見える。

生活必需品に加えて、なぜかケーキまでが安い!
週末、大きなケーキの箱を抱えて家路をいそぐ人たちの笑顔がまぶしい。

本当に豊かな社会は一体……。

片足

2010年03月11日 05時29分52秒 | Weblog
「いいか見てろよ。靴はこうやってみがきなさい」

「今晩お客がある。麻雀台と椅子を片付けて部屋を掃除しておきなさい」


日本から持ってきた「ペルシア語会話の手引き」(1992年出版)には、こんなへんてこな用例が載っている。
おいおい、こんな言い方、いつ使うんだよ……?
と、少し不愉快にもなる。


企業が羽振りも良かった時代、お手伝いをつけてふんぞり返っている日本人も多かったんだろうか……。
今でも一部はいるんだろうけれど、当然ながら私はそんな世界とは全く無縁だ。




イランにいる日本人は約700人。
イラン男性と結婚した女性や同行の家族を除くと、イランで働いている日本人は200人前後くらいとみられる。

本当~に小さなコミュニティゆえ、つながりも深い。
いろんな人に助けられ、結構心強い。


けれど、片足はしっかりイラン人社会に置いておきたい。
仕事柄、同じものを食べて、同じようなところを歩き、同じように感じるようになるのが理想だ。




イラン人は挨拶がとにかく大好き。
挨拶の種類もやたら多いし、それぞれに答え方を覚えるのも大変だ。
「元気か?」
「何かあった?」
「調子は?」

少し顔見知りになると、あちこちで声をかけてくる。
忙しい時はうっとうしいくらい。
でも、根はかなり温かい。



それでも、どうせなら、ずっぽりはまろうと思う。
そうでないと、この国の面白さが理解できない……それだけはわかってきた。

しわす

2010年03月10日 17時09分52秒 | Weblog
イタタタ……。

ろくに体操もせずに連日坂道を走っていたら、左ふくらはぎが極度の筋肉痛に。
20代の時のようにはすぐには回復しない(当たり前か)
少し休もう……。



寛平さんは連日50㌔も走って、どうやって体を維持しているのか。
年齢を考えると驚異的な回復力だ。

テヘランまであと300㌔。
寛平さんが来る頃はイランの新年直前。
一番にぎやかなころだろう。




完全な年末モードに突入し、街中は車でいっぱい。
本屋では、1389年の手帳がいろいろと並ぶ。

「年末セール、家具10%引き」
携帯電話には、ペルシア語で立て続けに宣伝メールが入り、結構うっとしい。




あと、驚いたのが年末の「お年玉」
昨日、ピザを頼むと、配達人がなんだかモジモジしている。
「新年が近いし、あれだよ、あれ!」と繰り返す。

なんのことかわからんので、助手に聞くと、年末のこの時期は新年が近づくのを祝って特別にチップをあげる習慣があるらしい。



今年(1388年)もあと10日。
2度目の年末を迎え、なんだか不思議な気分。